こんにちは！
午前中は半休を取って美容院へ行ってきました
3ヶ月ぶりでした〜
美容院にいる時間も無駄にできないので
・仕事メールの返信
・来週のコープの注文
・ブログ
と、片時も携帯を手放せませんでした
美容師さんとお話ししたり
カラー待っている間に雑誌見たりという
時間と心の余裕があった日々が懐かしい
お会計は1.6万円でした
それにしても美容院って高いですよね
それなのに、どうして美容師さんの給料って安いんでしょうか？
不思議です
さて
数年前から厚労省の方針が変わって
良くも悪くも
研修医は17時で必ず帰らせるように
当直明けは翌朝必ず帰らせるように
土日は出勤させないように
と、今の研修医はかなり恵まれた労働環境になりました
昔は
24時間365日PHSで呼び出されれば、病院に駆けつけるのが当たり前だったり
信じられないくらい薄給だったりと
非人道的だった時代もあったようなので
労働環境が改善されるのは良いことだとは思います
思いますが
やることが極端なのよね
個人的には、甘やかし過ぎだと思います
というのも、この楽な生活って
研修医のときだけなのですよ
医者3年目になった途端
17時には帰れなくなるし
当直明けも場合によっては帰れないし
土日も仕事が入ります
2年間守られた環境で仕事をしてきて
大した経験もせず、長時間労働の免疫もつけずに3年目になって
いきなり「もう研修医じゃないんだから頑張ってね
」と大海に突き落とされて
とまどう研修医も多いのではないでしょうか
思ってたのと違う、的な
でも研修医の子達も賢いのでね
その辺はちゃんとわかっているようで
どういうことが起こるかというと、、、
大変で忙しい診療科には入局しなくなるのですよ
「研修医が終わったら美容に行きます」とか「往診に行きます」いう先生もいますね、、、
昔は良かったなどと言うつもりはサラサラありません
ありませんが！
こういうハイポな研修医を見るたびに
不安だわ
日本の将来の医療が不安だわ
※もちろん頑張り屋でやる気のある研修医もたくさんいます
でも、これはある意味
医者の働き方を変えなければいけない時が来たのかもしれないとも思うのです
むしろ、そうしないと
入局者がいなくて絶滅する科も出てくるんじゃないかしら
ヨーロッパでは、そのあたりが進んでいて
心臓血管外科（スーパー激務）でも日勤と夜勤のシフト制で
進行中のオペも17時になったら術者が交代したりしていました
日本だったら、始めから終わるまで同じ先生が手術をして
なんなら術後の管理も同じ先生がするので
終わるのが23時、24時を超えるのは当たり前
そして翌朝は7時からカンファに出席
なんてザラですから
ヨーロッパのシステムにとても驚きました
そして日本では、そこまで激務で働いても
17時で帰宅できる楽な科と大して給料が変わらないのが現実
そりゃあ、よっぽど好きじゃないと入局しなくなりますよね
むしろ、そういう科に入局しない方が普通かもしれません、、、
アメリカみたいに科の大変さや人気度によって給料に大きく差をつけるか
ヨーロッパみたいにきちんとシフト制を組むか
日本も対策を考えていかないといけないな
と最近の研修医を見ていて思うのでした
それでは今日はこのへんで
いつもありがとうございます
