彼らは依然としてエネルギー溢れる熱い青年たちだった。“野獣アイドル”のカリスマ性は色褪せず、デビュー7年目のグループならではの余裕も感じられた。まるでクラブのように思いっきり遊び、動き回り、また甘い歌声で耳を楽しませるステージが続いた。ワールドツアーの第1回目のコンサートには、2PMの実力が存分に詰まっていた。

2PMは、3日午後6時からソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で、「2PM World Tour GO CRAZY in Seoul」を開催して、約7千人の観客を熱狂させた。コンサートの前からパワフルなエネルギーが溢れ、2時間以上も続いたコンサートでは、情熱的でセクシーなステージが続いた。

この日、2PMは「Heartbeat」でコンサートの幕を開けた。6時頃に2PMが登場すると同時に、会場は歓声に沸いた。国内ファンはもちろん、海外ファンたちも会場に集まり、いつにもまして大きな歓声を送った。

オープニングステージを終えた2PMは「1年5ヶ月ぶりに『Go Crazy』でカムバックした。待ちに待った瞬間だ。今日僕たちは、皆さんのことを考えながらこのステージを準備した。これからコンサートが始まるけど、スタートがこれぐらいだから、この後はもっとすごいと思わないか?」と述べた。

続いて、2PMは先月リリースされた4thフルアルバムのタイトル曲「Go Crazy」を皮切りに、様々なステージを披露した。デビュー曲「10点満点中10点」のステージでは7年前の初々しさが感じられた。また、テギョン&チャンソン、Jun. K&ウヨン、ジュノ&ニックンなど、個性溢れるユニットステージを披露して、多彩な魅力を誇った。


アクロバットなど華やかなパフォーマンスが目立つステージや甘い歌声で満ちたステージ、メンバーたちの多様なユニットステージなど、2PMはバラエティに満ちた魅力で3時間のコンサートをこなした。

“野獣アイドル”というニックネームにふさわしく、カリスマ性に溢れて華やかなパフォーマンスで構成されたステージが続いた。

テギョンとチャンソンのユニットステージは、スイートな魅力と共に、野獣のようなワイルドさもあった。チャンソンの自作曲「愛するという言葉」を一緒に歌い、「戻ってきて」のステージではダンサーたちと一緒に腹筋を披露して視線を引いた。

テギョンは「腕に怪我を負ってから運動をしていなかったが、このステージのために再び運動を始めた」と言った。チャンソンは「テギョン兄さんがダンサーたちまで運動させた。ジム代まで払ってくれた」と打ち明けた。

Jun. Kとウヨンは「Superman」のステージを披露した。ヒップホップ曲を初めて披露した2人の普段とは違う魅力が感じられるステージだった。また、「Love is True」を歌ったジュノとニックンのユニットステージは、甘い歌声で観客をうっとりさせた。

デビュー7年目のグループだけに、ファンたちとの相性も抜群だった。ファンたちは2PMの歌に合わせて一緒にジャンプしたり、歓声を上げながら歌を歌った。会場はペンライトできれいに染まり、2PMは突き出したステージに立って、ファンたちとの距離を少しでも縮めようとした。

この日のコンサートで、2PMは「Heartbeat」「Without U」「正気なの?」「10点満点中10点」「愛するという言葉」「戻ってきて」「雨が降る」「i'm sorry」「この歌を聞いて戻ってきて」「Hands Up」「ハ・ニ・プン」「君が恨めしい」「待つのは疲れる」「I'll Be Back」「again & Again」など27曲を披露した。

2PMは、9曲ものステージを立て続けにこなして大変だと言いながらも、疲れた様子を微塵も見せずに、コンサートの最後までエネルギッシュなステージを披露して、ファンたちを熱狂させた。“Go Crazy”というコンサートタイトルのように、“気が狂った”ように遊べる時間だった。

何よりも、デビュー7年目となる2PMの成長が感じられ、さらに意味深いコンサートだった。

今回のワールドツアーソウルコンサートは、チケット販売開始後、両日のコンサートチケットが全て完売となり、デビュー7年目の2PMの人気を実感させた。

特に、ソウルコンサートは、チケットを入手できなかった日本のファンから要請が殺到し、日本29地域69の映画館で生中継されている。

また、本日(4日)のソウルコンサートに続き、今後はタイ、中国、アメリカ、インドネシアなど世界各国でツアーを続けていく予定だ。

kstyle記事より

*個々の活動にワールドツアー、忙しいでしょうねぇ('-^*)/



2PM “미친거 아니야?(GO CRAZY!)” M/V