地方移住、というのは我々も初めての試み。

それも30代でのリスタートなので、仕事を見つけるところから始まる。


東京一極集中の片棒を担ぎまくってきた我々は、是正に協力してやんよと恩着せがましく東京から出ていくだけで移住支援金受給の対象になれる。

群馬県では県が開設するマッチングサイトから就業に至るなどの条件が必要だが、積極的に支援金を頂く方向で再就職したい。もらえるもんはもらう。←


その件も含めて情報収集をしたかったので、有楽町は東京交通会館内のふるさと回帰支援センターに行って移住相談をしてきました。※要予約

▲東京交通会館

▲8F  NPO法人 ふるさと回帰支援センター

44都道府県1政令市の専属相談員が常駐しており、ワンストップで見聞を広められる仕様。

コンビニみたいな入口で大丈夫かと思ったけど、奥行がすんごいのね。

受付を済ませて、群馬県のブースへ進む。

笑顔の相談員さん3人がお出迎え。ぐんまちゃんドアップデザインのカバーの掛かった椅子がずらり。群馬群馬群馬した空間。はわわわ。鼻血ぶう。萌え死ぬ。ごちそうさまです。あまりに尊いので謎に合掌し続けてしまったし、写真を撮り忘れた。


何から話せばいいやらと思いながら、渡されたアンケートのようなものを記入。出身地に秋田県と書いたら、就職支援相談員のおじさまが秋田に赴任していたことがあるんです!と食いついてくださり、場が和む。丁寧なヒアリングから始まった。



群馬のすべてが大好きなのは大前提。群馬県民になりたい。とりわけ浅間山に魅了されている。

冬は寒くていいから夏涼しくて、溢れる自然の中を犬と歩けて、虫の声だけの静かな環境でぐっすり眠るのが思い描くライフスタイルだと話す。



ガンギマリの目で群馬愛を語る三十路女、怖いだろうに親身になって聞いてくださった。


最初に移住支援金受給対象になる再就職先について。

医療福祉系はどの地域でも引く手数多だとのことだけれど、希望する嬬恋村・長野原町は土地柄選択肢が少ない、てかゼロ!との現実を叩きつけられる。オゥイエ

高崎などに通うという手もあるが、毎日うねりにうねった峠道を往復するのは現実的ではない。

 

なので安中市松井田エリア(東軽井沢、碓氷軽井沢ICがある辺り)はどうか?という提案を受ける。松井田エリアなら方々にアクセスが良く、夏もそこまで暑くないし、浅間山と妙義山に囲まれた贅沢なロケーションで里山暮らしが実現できる。

まずは憧れの群馬県民になることを優先して、機が熟してから北軽井沢に転居する方が堅実ではないか、という話だ。


これからの移住活動の進め方や、フェア開催の予定なども代わる代わる教えて頂いた。群馬の相談員さんたち、控えめに言って最高。心強い味方を得て、己の日頃の行いの良さを噛み締める。

たくさんの資料とぐんまちゃんグッズを胸にブースを後にした。


そして流れるように交通会館目の前の有楽町駅前プロントに入って、頭を整理。

安中、いいかも……。




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ほう、有楽町まで行ったのにお土産のひとつもなしですかそうですか