明々後日(18日)、スコットランド独立の是非を問う住民投票が行なわれます。
結果次第ではポンドが大きく揺れるでしょうが、いつものことながら、その事前予想は困難。
今できることは、過去の事例の復習です。
1995年10月30日、カナダ・ケベック州で同様な投票が行なわれ、僅差で独立反対派が勝利してます。 その際の値動きを調べてみると…
米ドル加ドル 日枠 95年10~12月
投票の10日前から、加ドルが大きく売られ、そのまま投票前日(といっても、30日が月曜であったため、27日)を迎えました。
投票当日、僅かに加ドルが買い戻され(噂が流れたのでしょうか)、結果が判明した翌日31日には、吹き上がる前のレベルまで値を戻しました。
その後は、何事も無かったかのように、イベント前のトレンドが継続。
といった具合。
さて、ポンドは・・・
ポンド米ドル 日枠
偶然でしょうか、出口調査で独立賛成派が反対派を上回ったことが判明した投票の同じく10日前、ポンドは大きく売られました。
しかし、その後は、ケベックの場合と異なり、投票結果を先読みしたかのように、すでに元のトレンドに戻してます
さてさて