今年に入りメタトレーダー4(MT4)のビルド600番台がリリースされ、導入当初は大きな波紋が沸き上がりました。その後、幾度かの改修・追加があり、現在は4月末に公開されたビルド646が広く採用されています。
ただ、VPSとしても利用できるバーチャル・ホスティング・ネットワーク・サービスを搭載したビルド654がすでに開発済みですので、変革の嵐(?)は今しばらく続きそうです。
そんな中、メタクオーツ社のサーバー交換により、来る8月より、ビルド500番台のプラットフォームが利用できなくなる(利用できるのはビルド600番台以降のみ)というニュースが出回り始めてます。
ビルド600番台のリリース以降、幾つかのバグは改修され、以前、使用していたインジケータやEAなどの互換性は高まっているように感じられますが、次の2点はビルド600番台に変更した際、気を付ける必要があります。
①初期化関数(init(), OnInit())の実行はプログラム搭載時だけ
初期化関数内で外部引数を処理している場合、プログラムの稼働途中で外部引数を変更しても動作に反映されない可能性があります。
②文字列処理はAnsiからUnicodeに変更
DLLを利用するプログラムが動作しない可能性があります。
500番台でEAを使用されている方は、ちょっと早めに600番台で試運転されることをお勧めします。
さてさて