今日は肌寒い風が強く、桜の花が舞い散っていた。
これで終わりじゃなく、今後、新緑がつき、夏・秋・冬と長い季節を過ごす、桜にとっては、これからが本番。
人生だって、同じようなもんだな…。
先週は、一貫して様子見となり、ノートレード。
しばらく、こんな状態が続くかも…。
消費税が上がりましたね。 前回の増税(3%→5%)は98年4月。
その時の米ドル円は、どんな値動きをしたんだろう…と興味を覚え、チャートを見ていると、目に止まったのは、
ふむ…、どこかで見たことあるような形状…
米ドル円 週枠
昨年5月後半、93.78へ急落。 その後、ペナントを形成し、10月初旬から上抜けした、今の週枠の形状と似てます。
時間枠の違いは、『大宇宙の中の小宇宙』 や 『雪の結晶』 の話と同じで、規模の違いだけ。
98年当時、その後、どうなったかと言いますと、
黄色で囲んだ部分が、現在の週枠チャートと似ている部分で、8月中旬あたりから、急降下しています。
その背景は、ロシア連邦で発生した、通貨(ルーブル)の暴落とルーブル建て国債の債務不履行(国債償還を5年延期する事実上のデフォルト)などによるロシア危機でした。
当時の史上最安値(79.75)からの戻し(147.71)の上昇分を、3か月で約50%まで吐き出す急降下。
その後、さらに円高が進み、下げ止まりは67%戻しの102.2円。
これらを今にあてはめてみると、史上最安値の75.55から直近最高値の105.43までの半値は約90円。 67%戻しは約85円になります。
正直言って、まさかね…と思ってます。
ただ、
97年のアジア通貨危機、98年の消費税の増税、ロシア危機
対して、最近の新興国通貨危機、消費税の増税、ウクライナ問題
と、取り巻く環境は似通っているのも事実です。
注意だけはしておきます