前回、口座履歴を一定時間間隔ごとにCSVファイルで出力するインジケータ(Auto_JoOpt)を公開しました。


1日とか1週間に1度、その出力ファイルを開くのであれば、さほど気にならないかもしれませんが、短い間隔で、開いたり閉じたりするのは、ちょっと面倒。


そこで、


今回は、そんな面倒を解消する便利な方法を紹介してみます。


エクセルは、外部データを取り込み、そのデータを一定時間間隔ごとに元データと同期させる機能を備えてます。

この機能を利用すれば、最新の口座履歴をいつでもエクセルシート上で確認できますし、また、そのシート(ブック)を保存しておけば、次回、それを開いた時には最新の口座履歴を表示されることもできます。


その方法は、


① エクセルシート上部の『データ』→『外部データの取り組み』→『テキストファイル』と進みます。


excel1


② すると『テキスト ファイルのインポート』というサブウインドウが表示されますので、Auto_JoOpt で出力した口座履歴のCSVファイルを指定→「OK」。

ファイル名は JoOpt_(MT4口座番号)です。

(このCSVファイルの在り処は、

MT4ビルド600番台ですと、C:¥ユーザー¥(ユーザー名)¥AppData¥Roaming¥MetaQuotes¥Terminal¥(英数字ID)¥MQL4¥Files¥

MT4ビルド500番台ですと、¥MT4フォルダー¥experts¥files¥

です)


③ 次に『テキスト ファイル ウィザード-1/3』が開きますので、「カンマ区切り」にチェック→「次へ」。


excel2


④ 『テキスト ファイル ウィザード-2/3』で、「カンマ」にチェック→「次へ」。 『3/3』では、そのまま「完了」をクリック。


excel3


⑤ 続く、『データの取り込み』で『プロパティ』をクリック


excel4


⑥ 『外部データ範囲のプロパティ』を下図のように設定して、「OK」

(更新間隔(分数)は Auto_JoOpt の出力間隔時間以下が良いと思います)


excel5


⑦ ⑤の画面に戻って、「OK」。 これで完了です。


前回、掲載したこのような(↓)表示が自動更新されます。


Auto_JoOpt_140320



よろしければ、お試しください。