市場は半信半疑でしたが、FOMCは、18日(日本時間19日早朝)、月額850億ドルの債券購入を750億ドルに減額することを発表しました。 米・緩和縮小の始まりです。


1ケ月前、『来年を織り込み始めた相場』 と題し、「アメリカの緩和縮小により、新興国から米ドルが撤退し、債券・通貨価値が下落する」ことをお話しましたが、そのことが示現され、大変なことになってきてます。


特に、米ドル土リラは、今週末(20日)、今年9月の歴史的最高値を更新し、2.0977まで急上昇叫び (先月の 『米ドル土リラの離脱(と反省)』 は、幸運でした…汗


米ドル土リラ

USDTRY_131220_MN


4時間枠・日枠・週枠・月枠、すべてのSTD20が増加中で、まだまだ強い上昇気流が吹き荒れています。


一方、南アフリカ・ランドは、米・緩和縮小の開始に先んじ、今年8月の4年ぶり高値を、今月初旬(6日)、すでに更新し10.5752まで上昇してましたので、発表後の上昇は、それほど顕著なものとはなっていません。


米ドル南ランド

USDZAR_131220_MN


STD20の増減が時間枠ごとに混在しており、高値停滞の様相を示してます。



更新と言えば、来年度国家予算(案)も95兆8800億円と過去最大規模になるんだとか。

新規国債発行額は減少させるらしいけど、すでに1000兆円以上と想像を絶する大借金を背負っているんだから、もうちょっと節約すれば…。


そんな声が聞こえてこないから、言ってみました。



さてさて