前回ちょっと触れましたが、米ドル円が過去10年のレートレベルに於いて57%まで円安が進行してきていることが一因となって、一部のクロス円が大変なレベルになってきてますね。
レートレベル(過去10年)
スイスフラン円
9月から毎月、歴史的最高値の更新が続いており、今月はとうとう116.706まで
星ドル円
1997年の88.21、98年の85.44には及ばないものの、今年5月には2007年の81.39を上抜け82.44まで、今月には更に82.69まで
米ドル円と同様に、両通貨ペアともに、週枠・月枠のSTD20は増加中で、日枠レベルの調整は期待されるものの、その後の高値トライの可能性はかなり高いと思われます。
日本円の離脱後、独歩高となってしまったスイスフラン。
スイス中銀総裁は、先日も、対ユーロのスイスフラン高をけん制する発言をしておりましたが、米ドル円の円安を抑えないことにはクロス円の上昇を避けられず、そこまでは手も口も及ばないでしょう。
これらは、2014年のメインテーマとして揚げた『質への回避』の典型と言えるような気がしてます。
さてさて