MT4ターミナルに設定されている時刻はブローカーごとでマチマチあせる

そのため1週間の日足が、5本であったり、6本であったりします。


テクニカル(分析)派にとって、この日足本数の違いは、悩みの種のひとつ。


現在、利用しているFXCMジャパンもOANDAジャパンも週間日足が6本

なので、チャートを眺める時はFxProを使っています。



こんな悩みや手間をなくすためのインディケーターを作ってみました。


その方法は、週末の取引終了時刻を特定し、それと同時刻の1時間足

データの終値を日足の終値と認識させてゆきます。


例えば、

手元のFXCMジャパンは、20:54:59で週末の取引を終了していますので、

1時間足20時の終値が日足終値になります。

9月6日20時終値→9月6日の日足終値

9月5日20時終値→9月5日の日足終値

同様に9月4、3、2、それぞれ20時の終値を日足終値とします。

(9月1日にも1時間足データはありますが、20時のものはありません)

これで週間5本の終値が出来上がります。


これらの値を使って、移動平均線(期間20日)を描いてみると


メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130906_D1_MA


黄破線は本来の日足MA20で、赤実線は週間の日足を5本にしてみた時の

ものです。 確かに、ちょっと線形が違いますね。


このインディケーターの欠点は、夏時間へ(から)の切り替わり)時や取引時間が

短縮されるクリスマス時には正しく機能しないこと。

また、1時間足データのある期間だけに適用されることです。



もっと安易で手抜き、なのに、正確なのは、他から拝借する方法!?


週間日足5本のMT4ターミナルで算出されるインディケーター値を配信して、

週間日足6本の別ターミナルで受信しちゃえば、前述の欠点は解消します。


配信用・受信用のインディケーターを作って、FxPro(5本足)から配信、

FXCMジャパン(6本足)で受信してみました。

上のチャート右下の赤文字は、受信したFxProの日足MA20の値です。


奇しくも(?)、日足数を変更したものと同数値です。