月が変わって、8月に入りました。
先月(7月)の月間成績は、10,042.0pips。 お疲れさま。
また、『米ドル円の短期物語』 に記した値動きが、ほぼイメージ
通りに示現され、結局、59個に積み上がった段階的な買いポジは、
幸いなことに、米・雇用統計の発表を待たず、決済に至りました。
今月は、6268.1pipsのロケット・スタートです
さてさて、
約1ヶ月前、『夏相場とターゲット通貨ペア』 と題し、
7月の相場傾向を記しましたが、今月は、
・ 本格的な夏休みシーズンを迎え、市場が閑散
・ 年4回ある米国債利金の月のひとつにあたり、
利息換金による米ドル売り
(利金は2月、5月、8月、11月)
これらを頭の片隅に置きつつ、一方で、相場の潮流は:
・ 緩和出口期待による米ドル
・ 中国経済減速によるオセアニア通貨
・ 政情不安による新興国通貨
と、鮮度は落ちてますが、大筋で前回のまま。
専門家と称される方々の相場解析や評価は、日々の値動きに応じて、
ころころと変化します(後付理由を考え出すのが、彼らの仕事です)。
本来、相場の潮流は、朝令暮改のごとく変わるものではないので、
それらに惑わされることなく、自分で描く相場観を大切にしたいと
思ってます。
ということで、これからの米ドル円は、
米ドル円 週足
BB20の収束が継続。 MA20は98円ミドルを上昇中。
このチャート形状で、上値・下値の下降が、とても気になります。
ちょっと大きめな下押しを示唆しているように見えます
とりあえず、95円(黄破線)辺りを目処と考えたいところです。
ただし、
94円ミドルを抜けるようなら、BB20は拡張に転じます。
さらに、このレベルから月足BB20の収束も始まるのです。
95円を下抜けますと、このような、重要な転換機を迎えるという
ことは、念頭に置いておきたいと思います。
さてさて