外遊を始めてから1週間。

定宿化しているホテルの受付で、「162回目のチェックインです」と言われ、

善・悪、幸・不幸を思うより、これも、ひとつの運命・人生なんだろう…と。


メタボトレーダーの日常 -定宿_130504



米ドル円は、さずがに96.0まで足を伸ばすことはできず、

97.0で跳ね返ってしまい、一方のポンド羊ドルは、残念ながら、

買い下がり初期値の1.8050へ僅かに届かず。



さてさて、



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130503_W1


BB20の下辺が上昇に転じ、美しい(?)BBの形状を呈するまでには、

今、しばらくの時間を要するんでしょうが、STD20は減少を確かな

ものとしています。


下図から、来週のレートが1.96~1.74のレンジであれば、

この減少状態は維持されることが分かります。

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130503_W1_STD20F



ポンド羊ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130503_MN


一方、月足のBB20は、依然、拡張を続けており、下降リスクが

残っていることを示唆しています。


しかし、上図が示すとおり、1.83付近を越えてきますと、

STD20は減少に転じ、BB20は収束を始めます。

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130503_MN_STD20F



今週、発表された3つの中国4月分経済指標は、

5月1日 製造業PMI 50.9→50.6右下矢印

5月2日 HSBC製造業PMI 51.6→50.4右下矢印

5月3日 非製造業PMI 55.6→54.5右下矢印

と、ことごとく悪化し、中国経済の減速を示しましたドクロ


羊ドルは中国経済状況に敏感に反応しますので、

これらはポンド羊ドルにとっての上昇右上矢印要因です。


一方、ポンドは、先週のQ1GDPで好結果を得られたことから、

不安要素が後退しました。

また、今年7月の中銀総裁交代も、ポンドにとっての追い風と

なることが期待されます。


来週の注目の経済指標・政策金利は、

5月6日 (豪)季調済み小売売上高(3月)

5月6日 (中)HSBCサービス業PMI(4月)

5月7日 (豪)政策金利

5月8日 (中)貿易収支

5月9日 (羊)失業率

5月9日 (中)CPI・PPI(4月)

5月9日 (英)政策金利


思惑的に走りそうには思えませんが、結果には反応するでしょう。



これらから、来週の買い下がりターゲット・レンジは、


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130503_D1


1.8150~1.8050を想定し、強気で臨んでみます。