今週の米ドル円は、材料薄の中、週初めから値を切り上げ、
絶好調だった米・雇用統計後の高値(78.86)をも抜けて
79.46まで高騰。 79.29で週末を迎えました。
自分の相場観(期待)とは、正反対な展開となり、ただただ
静観を続けてました。
中長期チャート上に、注目しえる2つの兆候が出現です。
週足
BB20は、警戒域の奥深くまで進んできていますが
この6週間、ほとんど帯幅に変化はありません。
来週の終値と、STD20との関係は、
79.4以上もしくは78.2以下で、BB20は拡張に転じます。
一方、MA20は、14週間ぶりの上昇(兆候①)
今後、終値が鶯色の線を超えていけば、上昇が維持されます。
可能性は十分にありそうですね。
月足
BB20は、相変わらず、史上最狭状態。
MA20も、降下が継続です。
ただ、9月の安値77.12を割れぬまま、高値79.21を
抜けてきました(兆候②)。
これで、チャート上では「崩落リスクは遠のいた…」
かのように見えてきます。
大統領選挙後の動向、財政の壁への対応など、頭を抑える
不確定要素は残ってますが、78.8からの買い下がりへと
戦術を変更してみます。