先週一週間の米ドル円は、材料視されるイベントが無いまま、
徐々に値を切り下げ、週末直前のNY市場で一斉に決済…
といった展開で、大崩れを期待したままで、終わってしまいました。
今週は
中国勢が休場の中、豪・英・欧・日の政策金利、米・雇用統計と
値動きの事由にできるビッグ・イベントが目白押し。
緩和傾向にある金融政策や伸び悩む米・雇用情勢が、
どこまで不安心理を煽り、円高要因となりえるのか
さてさて、
週足
BB20は、降下するMA20に沿いつつ、先週も横這いでした。
9月27日現在、MA20は78.83に位置し、降下を続けてますが、
上昇に転じられるのは来年初頭から…となりそう。
月足
9月分終値が確定し、BB20は、2007年4月の史上最狭帯幅(2.167)を
更新し、2.122を記録しました
MA20の史上最安値も13ヶ月連続で更新中
10月中の終値とBB20の基礎データとなるSTD20との関係をグラフに
表わしてみますと、このように(↓)なります。
終値が81.8以上もしくは76.5以下なら、BB20は収束から拡張へ転換、
その範囲内なら収束の継続となります。
BB20の最狭帯幅を記録した2007年4月以降の値動きは、
2ヶ月間目に上辺を破ってからの反転(サブプライム問題の始まり)。
その際、2007年4月の終値から、上値は4.61円の続伸でした。
ちなみに、この状況を現在にあてはめてみると、
11月 に 最安値73.3円 (=77.915-4.61)を示現後、高騰
ってことに