9連休のお盆休みは、今日で終わり。
まだまだ暑い夏ですが、たっぷりと静養したので、のり切ります。
米ドル円、日足チャート上のBB20幅は、8月14日に、
1978年1月からの9137日分のデータ中、9番目に狭い帯幅まで
収束の深化が進みました。
ちなみに、過去最狭は、昨年暮れの12月28日に記録した15.65銭。
その後、4日間にわたって上昇(円安)が続き、その調整のないままに
週末を迎えました。
この上昇(円安)の背景として、
・ 日米の10年債利回り格差が広がり始めたから、
・ 予想より強い米経済指標によりQE3導入期待が後退したから、
・ 独首相がユーロ支援姿勢を表明したから、
とか、いろいろな事由が取り上げられていますが、さて…
2週間前、BB20の収束色が顕著になった週足・日足チャートから、
「短期的には、(週足)MA20をつけにゆく動きとなりそう」と記しましたが、
その予測が具現化しただけ…と認識してます。
夏休み明け、9月からの取引動向を見るまで、真相は分かりません。
日足
BB20は収束から拡張へと転じ、未だ拡張力の衰えは見られません。
MA20も上昇へと転じており、80円を目指す余力は残しているように
思えます。
週足
BB20は収束レベルが注意から警戒域へと進行中。
MA20は下降が継続中。
80円前後で反転しそうに思われます。
月足
終値が下降を続けるMA20を超えて、週末を迎えました。
直近4ヶ月の月足高値と安値は以下のとおり
Date | High | Low |
2012/05 | 80.603 | 78.206 |
2012/06 | 80.612 | 77.655 |
2012/07 | 80.087 | 77.935 |
2012/08 | 79.568 | 77.902 |
今回、どこまで上値を伸ばせるか…が、今後の動向を考える
重要なポイントのひとつになりそうです。