外為どっとコムさんが提供 してくれるシカゴ筋(CFTC)の
ポジション状況によりますと、対米ドルで
・ ユーロとポンドは、ほぼスクゥエアー
・ 日本円は、若干減ったものの、いまだ大幅な円ロング
・ 豪ドルのロングは、半分以下に減少
となっています。
スイスフランも、ようやく落ち着き処が定まってきたようだし、
今週は、日本円が為替相場の注目を集めそうです。
そんな状況下、政府・日銀は、○○のひとつ覚えのように
『介入』 という言葉を繰り返し、財務相は代表選(実質的
には、首相選)を控え、存在アピール(?)という私的事情
から、介入する可能性は高いと思ってます。
ただ、何度も言ってますが、無駄 以外のなにものでも
なく、将来的な国家・国民の負担を増やすだけ。
諸外国からそっぽを向かれ、単独で介入したって、効果が
あるわけないのは、あまりにも明らかすぎます。
もし、やるなら、ある下限レベルを(たとえば、75円とかに)
決め、そのレベルで、資金が尽きるまで何度でも、米ドルを
買い続け、ある上限レベル(たとえば、90円)に戻ったら、
徐々に放出し続ける。 この利ざやは、国家予算に還元し、
財政赤字を少しでも軽減。
あたかも政府・日銀が大口ディーラーに変身する方法
こんなのいかが
先週末のNY終値は76.5付近。 どうでしょう…通常の
介入をしたとして、順当で79.0、無理して80.0が限界
絶好の売り場提供になりそうな気がしますが…。