今回の海外出張は、すでに1ヶ月余りが過ぎようとしています。
『無いものねだり』 や 『隣の芝生は青い』 のは、人の性かも
しれませんが、できるだけ、ひとり暮らしのいいところに目を
向けていこうと思っています。
昨夜、ECBが、「イタリアやスペインの債権も買取る用意がある」と
公表したことで、NYクローズに向け、ユーロが上昇しました。
ただ、「財政再建をしっかり進めたら…」という条件付。
しっかりできないから、今、問題を抱えてんじゃないの と思いつつ、
動かしたい方向への材料には、大きく反応するのが相場ですから。
それより、S&Pによる、米国債の格下げ
週明け相場が、これをどのように・どのくらい材料視するのか
一部では、誤算があるとか、市場では織り込み済みとか、いろいろ
言われているようですが、素直に捉えれば、相当なマイナス材料。
もうひとつの注目は、火曜日深夜(水曜日早朝)のFOMCで
量的緩和(QE3)について、どのような発言されるか。
実施の決定は無くても、本気度が増しているようだと、これも
大きなマイナス材料。
昨日の米・雇用統計の公表結果が、予想より強かったにも拘らず、
米ドル買いに暴走しなかった相場。
すなわち、動かしたい方向は、米ドル売り
夏季休暇、真っ盛りの相場ですから、乱れが増長されそうです。