東京午前に行われた米・大統領の口先介入(演説)により、米ドル円は
78.00まで上昇する場面がありました。
しかし、この演説は、あくまでも
・ 法案成立までの時間稼ぎ(まだまだ時間が掛かりそうなので)
・ 相場のパニックを回避するためのもの(英・日から警告されたので)
なので、今は77.50付近に戻されてきています。
それでも、やはり相場は見込みや予想、思惑で動きます。
法案成立の期待が薄れない限り、先週のような米ドル売り相場は
回避できるのでしょう。
さらに、欧米時間になれば、日本円を膨大に抱え込んでいる外国勢が
放出に向かうと思われますので、東京午前の高値は抜けてくるでしょう。
以前にもお話しましたが、スイスフランを除く、法案成立後のドルストレートの
動きは、どうなるのか分かりません。
これまでのところ、米ドルの買い戻しは見られません。