週末の米ドル円相場をハラハラしながら見てましたが、
クローズ近くになって、外国勢の売りポジが、不透明な週またぎに
嫌気をさし、若干、決済されただけで終わってしまいました。
おや、おや
8月2日までに債務残高の法定上限引き上げ法案が議会を通過するためには
7月23日までに決着をつける必要がある…
という話は、どうなったんでしょう そう信じていたのは、私だけ…
何時が本当の期限なのか、分かりませんが、
遅くとも8月2日であることは確かでしょうから、こうなると、
今週は時間の経過とともに緊張感が高まってゆくんでしょうね。
法案がまとまりそうな噂が流れだすと、一時的であれ、円安に傾くでしょうから、
米ドル円相場の焦点は、どこで買いポジを建てるか
ただ、気掛かりなのは、
誰もがそう考えているであろう点と、内外勢のポジの多さ。
クリック365のデータによると、米ドル円の買い持ちは、
すでに42億ドル近くまで積み重なっている。
8月1日の証拠金比率変更前に法案が成立し、ポジは解消できると
見越しているんでしょう。
一方、CFTCのデータでは、円の買い越しが4.2万コントラクト
すなわち、米ドル換算で約67億までにも達している。
米ドル円の『買い』に勢いが増せば、外国勢の益は縮小しちゃうから、
法案成立の噂が流れ始める前、デフォルトの危機を煽って、
大きな『売り』を仕掛け、ストップ・ハントとドテンを狙ってくるかも…。
チャート形状も、急落の可能性を示していることだし…。
今週の米ドル円相場は、こんなイメージでいこうかと思案中。