ブリンをMT5で稼動させる企画ですが、
豪・雇用統計発表の際、テストランを行い、再度失敗したかに見えましたが、実は稼動してました。
失敗と見えたのは、チャート上には何の表示も残らなかったため。
『操作履歴』(ログ)を確認すると、しっかりと取引記録が残っており、
『取引』タブや『口座履歴』タブにも結果が表示されてました。
「テストランは失敗」とロシア人に告げると、また「アルゴリズムが、どうした、こいした…」と言ってましたが、さて、今度は何と言ってきますか…。
さっそくサーバー交信回数を調べてみると、
ふむ 大差ないじゃん…と思いましたが、内容を調べてみると、
発注から指標発表までの25秒間、レートの変動に応じて逆指値レートを更新し続ける設計になってますが、この豪・雇用統計時、MT4の更新回数は10回、一方、MT5は21回。
なんと、2倍の速度で処理されています。
逆指値の更新頻度が多ければ多いほど、指標発表前の上下動に捕捉される可能性が減って、パフォーマンス向上が期待できます。
交信回数に大きな差が出ないのは、MT5の処理プロセスが簡略化されているため。
以前にも記しましたが、MT4は、
① 要求内容の発信
② 要求受理の確認
③ 要求処理中の報告
④ 処理完了の通知
という4つの過程が操作履歴に記録されています。
一方、MT5の履歴を見ると、
① 要求内容の発信
② 処理完了の通知
という2つだけ。
交信頻度に差が生じなければ、処理過程が半分で、処理速度は2倍。
なるほど。 進歩しているようですね。