米ドルの雲行きが、滅茶苦茶、怪しく なってきた。
最近、悪化が現れ始めた経済指標の数値に、
ダメ押しするかのようなFOMC声明文。
昨日(15日)の相場は、米ドルの全面安。
どうも、「95年の再来じゃないか…」と思えて仕方がない。
米ドル円史上最安値を記録した95年4月。
米ドル円の崩落に反して、ポンド米ドルは上昇していた。
そして、金融危機後の米ドル円最安値を記録した昨年11月。
この時も、ポンド米ドル・ユーロ米ドルは上昇している。
欧州危機がくすぶる中、ちょっと手を出しづらい気もするけど、米ドルの下落を信じるなら、ここは勇気を持って、ユーロを買おう。
上昇の著しいユーロ米ドルだけど、今日は週末で欧州午後・NY午前に調整が入りやすい。
また、それにつられるかのように、来週明けの東京市場では、押し目が入るかもしれない。
そこが建玉時。
また、先の話になるけれど、米ドル円が底をつけたら、反対にユーロ売り。
上2つのチャートは、その相反する値動きを如実に示している。