為替・株式相場は、超短期的に、


欧州の財政・経済危機を震源とするリスク・オン


  vs.


米国の雇用改善期待によるリスク・オフ


を天秤に掛け、前者はひと休み、とりあえずは後者を選択といった状況なのでしょう。



ただ、


昨日、新たにスペインの銀行が資金援助を申請したように、欧州の財政・経済危機は、一朝一夕に改善されるようなものじゃなく、悪いニュースが、今後も、さらに表面化されてゆく。


また、米・大統領が宣伝したように、米・雇用統計に対する期待が大きければ大きいほど、その反動(失望)も大きい。



今日のロンドン朝に押し目があるなら、建玉

遅くとも、明日のロンドン午前には、決済

米・雇用統計で吹き上がりがあるなら、建玉


こんなトレードが想定できますが、これらは多くの人々が考えていること。


相場は、いつも 『ババ抜き』 ゲーム。

ジョーカーを最後に手に残さないよう、半歩先を進みたいもんです。