昨年の11月から、米ドルに対して、
ユーロは、ちょうど3000pips
ポンドは、約2640pips
も通貨価値を下げています。
ただ、これらは6ヶ月余りの月日を掛け、「まだ…」と「もう…」を繰り返す中での出来事なので、大変動に違いはありませんが、どこかしら感覚が慢性化しているところもあります。
ところが、
4月の中旬辺りから、
顕著になったのは5月に入ってから、
炸裂したのは今週に入ってから、
豪ドル・NZドル・加ドルを対象にして、激流とも表現できる基幹通貨(米ドル・ユーロ・ポンド)資金の還流が起きています。
豪ドルを取り上げてみると、ほんの1週間ほどで、
1000pips越えの激動
これは調整などという生易しいもんじゃなく、金融当局が投資機関への規制強化に踏み出しはじめことによるものでしょう。
このような状況下では、ファンダメンタルズも経済指標もテクニカル解析もあったもんじゃありませんね。
クロス円、総崩れの可能性が出てきました。
もうひとつ、おまけ(?)として、
ユーロ・スイスフランの変動もあります。