人民元切り上げをめぐる米中・両国間の緊張は、しばし鎮静。

昨日、米・財務長官は、「切り上げを行うかどうかは中国の選択」と、発言したようです。


これまでの強硬な姿勢とは手のひらを返したような傍観者的言葉を発せられた背景は、『切り上げを行う約束が成立した』ことの裏付けでしょう。


ただ、すんなりと中国は米国の脅しにも似た要請に屈するんだろうか。

だって、貿易不均衡問題に限らず、中国は世界最大の米国債保有国。

人民元を切り上げたら、大損するのは当の本人なんですから。


米国から中国に与えられた時間的猶予は、3ヶ月とか。


まだまだ、ひと山も、ふた山も、ありそうです。