クリスマス相場のため、旧来の自動取引プログラムは稼動を中断し、先週半ばから、臨時の簡易プログラムを稼動しています。
ただ、今日は、旧来のものに、若干の改良を加えました。
達成感は、成長の終わり、衰退の始まりですから、常に手を加えてゆきたいものです。
今、考えているのは、先週、多数のポジションを抱え込んだ際に運用を試みた 「ポジションの損益合計額を決済の判断基準とする」という取引手法の是非です。
プログラミングとしては、MT4の AccountProfit () という関数を利用して、簡単に組み込めます。
この手法を採用すると、決済シグナルが発せられても、ポジションの損益合計がマイナスであれば、シグナルを見送り、所定のレベルまで決済を待つことができます。 しかし、その一方で、小さなロスで済んだところを、または、小さなプロフィットを得られたところを、決済を引き延ばすことで、含み損を抱え続け、大きなロスに発展してしまう危険性も生じます。
決済を行うか・見送るかは、相場状況にもよりますが、その選択は本質的には 『賭け』 以外の何ものでもないでしょう。
技2割、運8割 それがFXの実態だと思っています。