金融商品やギャンブル、宝くじみたいなものって、どれも、「失う人がいるから、得る人がいる」、「失う人がいなければ、得られる人が存在し得ない」 といった性質を持っている。 大勢の不運・不幸、そこから生まれるネガティブな感情を寄せ集めて、一部の人で、それらを分配する…、なんだか嫌な世界だなぁ~。
同じ金銭の授受であっても、有形(物品)・無形(サービス)にかかわらず、『対価』 としてであれば、支払う人と受け取る人、どちらもある程度は納得できる。 明らかな詐術がない限り。
もっとも、いいのは、優しさや思いやりなど、『心』 の授受。 受ける人・施す人がいるのに、どちらも、ほんわか暖かな気分になれる。
こんなふうに考えてみると、今の世の中って、いいはずのものが希薄になって、やだなぁと思うものがどんどん蔓延している気がするんだけど。 きっと、おそらく、誰もが同じような思いを抱いているはずなのに、どうして、こうなるんだろうなぁ…。
『欲深き』 は、人間の特徴