金曜日、90.78円まで高騰し、90円ミドルで取引を終えたドル円ですが、今週はどのような展開になるのでしょう。
先週は、自動取引プログラムを停止していましたが、今週から再稼動させてみます。 市場の落ち着きを見定めてからでも、遅くはないと思うのですが、まぁお試しに。
ところで、
シストレについて、最近、考えてます。
裁量にもあてはまることでしょうが、シストレのロジック(判定基準)に採用されているテクニカル解析ツールのほとんどは、レンジ相場対応のものだろうと思っています。
なぜなら、レンジをブレイクした時の方が大きな変動幅を期待できるのですが、相場の動きそのものは、レンジをブレイクして突き進むことより、レンジ内の上下動を繰り返すことの方が、確率的には遥かに高いからです。
時折発生するレンジ・ブレイクをターゲットにしつつ、レンジ相場で小さな損切りを繰り返しますと、総合収支としてのプラスを維持することは、なかなか難しくなります。
このことの裏を返せば、先々週・先週に見られたようなファンダメンタルズ相場では、多くのシステムが苦汁を飲まされたんじゃないでしょうか。
「それも計算のうち…」と言えば、もちろんそうですが。
FXはギャンブル的要素を多く含んでいます。
それは、イチかバチかの運試し~という意味ではなく、経験則から成るテクニカル解析の予測(道標)はあるものの、基本的には上がるも下がるも同じ確率でしかないという事実を否定することはできないということです。
FX、そのものが常にハイリスク・ハイリターンというわけではなく、ハイリターンを望むのであれば、ハイリスクを犯さねばならないということでしょう。
おそらく、シストレというものは、ローリスク・ローリターンを目指すものなんだろうな…とのような気がしています。
FXとのつきあい方は、ひとそれぞれですね。