インテリアコーディネーター
遠藤有夏です。
実家へ帰省3日目。
福岡だから多少暖かい?
いやいや、
めちゃくちゃ寒いです!
家の中が。
断熱という概念が
ない時代の建物なので、
朝起きると部屋が5℃、
とか、泣!
特に祖母の部屋が寒く、
なぜかな?と
考えてみました。
建築物理学、
特に熱や空気の流れは
大学でも企業でも専門でした。
原因は
天井が高いこと。
断熱性機密性が低いこと。
そして、
エアコンの設定は27度
と高いこと。
エアコンの設定温度を
高くすると
足元が冷える、の法則。
ご存知ですか?
エアコンの暖気が部屋の上空へ
→上空の隙間から屋根裏へ逃げる
→足元の隙間から外の冷気が室内へ
暖かい空気ほど勢いよく
上に昇っていくので
エアコンの温度設定が高いと
足もとはより冷えます。
この法則、
天井高が高いほど、
断熱性機密性が低いほど、
よく当てはまります。
吹き抜けがある建物や
古い建物では起こりがちですので
ご注意ください!
エアコンの温度設定を下げた後、
室内低めの位置に
輻射タイプのヒーター
(オイルヒーター、パネルヒーター)
を追加すると安定的な
暖かさが得られるはずです。
輻射タイプのヒーターは
低温設定ができる製品を!
高温にすると輻射タイプでも
暖かさが上空に逃げてしまいます。
ご参考になれば嬉しいです!