また雪が降った関東地方。毎日寒くて、愛犬も散歩のたびに震えております![]()
さてレポート1のつづき。
もはや記憶が曖昧なのですが、よぉーく思い出してみると、中間点で時計を見ました。確かあと数秒で1時間45分というあたりだったかと。中間点までは一応サブ3.5ペースで走れたのかとほっとした覚えがあります![]()
しかしこの先待つのはアップダウン。ペース落ちることはあっても、上がることは期待できません…と言いつつ、330ペーサー集団を視界に入れて走っていきます(徐々に遠ざかっていくのですが…)。
~25km 25'00(2:04'11")
ここも時計見てません
とっくにキロ5オーバーしてると思ってたけど、ギリギリキープできてたんですね![]()
ここまでも細かくはのぼったり~くだったり~してきましたが、私の記憶では25kmを過ぎて3つほど心に残る坂がありました。
大会HPにある高低差図はすっごい坂になってますが、走ってみた感じはこんなすごい坂ではありません。
25km過ぎてまずは緩やかに少し長めにのぼり、次が28km過ぎだったかな。(そーいえば、この頃には330ペーサー集団は見えなくなってました
)
図で見ると3つめの坂のトンガリが気になりますが、私的にはこの28km過ぎの真ん中の坂をのぼるのが一番キツく感じました。
最後のボス坂の手前には『この先急坂』みたいな看板が出てました![]()
~30km 25'14(2:29'25")
目前に迫る坂を気にしてここも時計見てません。そっか~30km、2時間半切れてたのか。。。
急坂の始まりにありがた~い私設エイド。お水いただき、足をとめて粉もの摂取(←どーしても走りながら摂れない
)。手がかじかんで、封を切るのに手間取りました。お礼を言って、応援もらっていざ登らん!!
高低図のトンガリを想像してのぼると…思いのほかあっさりとここはクリアできちゃいました。歩いちゃう人もいるのかな~と思ったけど、私の周りはほぼほぼ走ってました。
ハァハァ言いながらのぼりきり、しばらく下り~~~。気持ちのいいはずの下りですが、下りの振動がお腹にひびいて地味に痛い
ソフトタッチでくだっていきます。
このあたりだったかな~船?ボート?を活用したエイドがあったのは。寒さを考慮して「あたたかい紅茶」など用意されてるところが嬉しかったです。
そうそう、大会のエイドもね、後半は「あたたかい麦茶」があるんですよ。本当に寒かったので私は3回ほどもらって飲みました。ありがたかった~!
~35km 25'33(2:54'58")
海沿いのコースに戻ってきました。か…顔が寒い。でも応援、私設エイド増え、元気もらいながら走れます。
寒かったけど…元気がほしくて、私設エイドでコーラをいただきました。やっぱり美味しい!寒い中、本当にありがとうございました!
あとはゴールまで来た道戻るだけ。急になんか足先に違和感を感じ。ほんの数十メートルの違いなのに、坂の上は寒かったのか足先感覚なくなってたんですよ。それが海沿いに戻ってきて、足の指先にドクドクと血流が。顔はめっちゃ寒いのに不思議な感じでした。
海沿いとはいえ、全くの平坦ではありません。小さく短くのぼったりくだったりがあります。で、38km付近ですね。2つ前の記事に書いた2人組に抜かれたのは。
ここでようやく時計を見たわけです。曖昧ですが、3時間10分を過ぎたところだったと思います。思いのほか時間があることにまずはビックリ![]()
落ちるには落ちてるけど、そうひどくは落ちていなかったんだな。かといって残り4kmほどをキロ5切って走る自信もありません。すでに2人組にはついていけてないし。
ぶっちゃけ、焦りみたいなものは全然なくて。なんというか…血の足りない日にぶつかってしまった時点で「無理して走らなくていい」と思ってしまってました。
サボるとか諦めるとか、そういう「自分に負ける」みたいなのはイヤだけど、その時できる精一杯で走ったらそれで十分じゃないかと。
なので前だけ見て走ってました。
30kmの急坂は歩いてる人ほとんどいなかったのに、最後の海沿いの小さな坂道では歩き始める人がまぁまぁいて。ここまで来ると足にくるよね。私の足もかたまってきてます。でも走る、進む。
~40km 25'35(3:20'34")
時計を見ました。残り2.195km。9分半切ってます。2つ前にも書いた通り、全盛期でもラストを9分半で走れたことありません![]()
せめてネットタイムでと思っても、ロスタイムを把握していないことに気づき
、己の間抜けさを呪いました。。。
なので焦ってどうにかなるとかではありません。ただ、久しぶりのフルマラソン。前日から楽しく過ごし、ここまでの40kmの苦しみつつも楽しく走ってきました。
最後全力で走ってもし…万が一ネットタイムで330間に合ったら、最高のレースだったと思えるんじゃない?と言うこと聞かない足の回転を速め…たつもり(実際にはたいして変わってない)。
途端に呼吸はハァハァとうるさくなり、でも館山駅前を通過し、ゴールまでもう少しなのがわかる。沿道の応援も増え、「頑張れ~」とか「おかえり~」との声がかかる。
残り1kmを切って、前日からお世話になったサハラさんが沿道に立っててくれた!サングラスをはずして手を振ります。
↑サハラさんが撮ってくれた写真。10km走り終えてお疲れの足で沿道を走りながら撮ってくれました。
スタート前、「3時間半で帰ってくる予定」なんて大口たたいてたのに、この時「3時半過ぎちゃう~」とか言ってます![]()
でもサハラさんは「間に合う」って言ってくれて。「はい」と返事して、間に合ったらいいなとゴール目指して。
ゴール直前、チームメイトの背中を発見。追いついて「ラスト!!」って声かけてフィニッシュゲートまで爆走。
ゲート横の時計は3時間31分になっていました。ロスタイム、1分はなかったと思うな~ダメだったか。
でも最後思いっきり走れたことで、とてつもなく清々しい気分![]()
呼吸整えて、まずは給水。ここにもあったかい麦茶(しかもお砂糖入りとお砂糖なし2種類)があったので、冷えた体をほっこりあっためて(おかわりするほど飲んだ)。
続いてシューズのチップをはずしてもらい、記録証をもらいました。
~42.195km 10'26(3:31'01")
グロスタイムははなっから諦めていたのでね、気になるネットタイムは…
ネットタイム 3:30'12"
サブ3.5には13秒及ばず![]()
やっちまった~と、おかしくて笑えてきました![]()
なんで今日は全然時計見なかったんだろう?でも見てなかった割にはよくやったんじゃない、ワタシ![]()
満足しちゃいけないタイムかもしれないけど、満足![]()
坂道嫌いだし、「またのぼるの~」「まだのぼるの~」とか言っちゃうけど、でも館山のこのコースは「42km走ったという充実感」を存分に味わえるものでした。
はぁ~楽しかったな![]()
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(でも晴れてたらもっと楽しかっただろうなぁ)
何度走ってもフルマラソンは面白い。たくさんは走れないけど、やっぱり年に1~2回は走っておかないとね、って思います。
次はいつ、どこで走るのかわかりませんが、もう少しちゃんと時計を見ながら走ろうと反省いたしました![]()
以上、私の館山若潮マラソンレポート終わります。
受付やゴール後のことなど、別記事にて書きます。

