ランバナ

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Runningは生活の一部。走ること、日々の暮らしのこと。

走るこれまでのレースレポートなどは旧ブログにあります→美ジョギング


FTR100kから随分経ちましたが…

 

先週、不意に届いた宅急便

あけてみたら年代別の賞状と副賞でした

お送りいただきありがとうございます!!

 

すみません…

超嬉しいのでここに残させてください爆  笑

 

ウエストベルトとリポビタンゼリーでした

 

それとこれも載せ忘れてました

参加賞Tシャツと、夜間の点滅ライト

 

 

秋吉台トレイルの時も思ったけど

FunTrail'sの参加賞Tシャツ

色もデザインも私好みです

 

 

使える参加賞Tありがたい!!

普段着て走ってます走る人

 

* * *

 

ちょっと自分で気になって8月からの

月間走行距離調べてみました

 

8月:182.03km (暑かった)

9月:166.58km (信越五岳ペーサー)

10月:197.7km (惜しい!)

11月:72.9km (FTR当日まで)

 

やっぱり200km未満でした

100kmトレイルに挑戦するにしては

我ながら少ないと思います

 

最低ラインとしてやったことは

・ロング走(ロード47km)

・登山2回(登り練として、ほぼ走ってない)

・箱根湯本⇔金時山ピストン(唯一のトレイル練)

・ヤビツ峠走

 ヤビツはもう1回行く予定だったけど

 ポリープ切除により1回しか行けなかった

 

ちなみに登山以外は「おひとりさま」です

 

あとFTRに役立ったかは不明ですが

週イチでキロ5で5km走ってました

これは8月からずっと継続してました

 

こんなんでも完走できたのは

胃腸丈夫で最後まで食べ続けられたのが

大きいでしょうね

 

食べられなくなると

登りのパワーがなくなるのはもちろん

集中力の低下

判断力の低下

ひいては前に進む気力まで奪われてしまいます

 

ロングトレイルで「食べる」は超重要です

 

FunTrail'sはエイド食充実していて

私のような腹ペコランナーには

とてもいい大会でした

 

改めまして…ご馳走様でした!!

じゃなくて

ありがとうございました!!

長念寺のエイドを出ると

これまた噂に聞いていた

「パリピトレイル」←ネーミング最高ねww

 

真っ暗な中カラフルなイルミネーションが

だいぶ続いて元気づけてくれます

長念寺さんありがとうございます!!

 

もう速く進むなんてことは無理なので

自分のペースでとにかく一歩一歩前へ

 

相変わらずのアップダウンを繰り返し

ながら高山不動を目指します

 

…すると

A7手前で離れてしまったあの方が

再び前に!

 

やっぱりペース合う

後ろにいるとヒジョーに進みやすい

 

お互いに気づいて、改めまして自己紹介(笑)

どこのレースに出たことあるとか

色々話しながら進みました

 

A8は「高山不動」という名前だったから

あの激階段をのぼったらエイドが

あるのかと思ったら…エイドはさらに

だいぶのぼった先でした昇天

 

でもエイドが近いと思うと頑張って

のぼれちゃうから不思議

A7からここまで長かった、約4時間半!

 

ずっと一緒に進んできてくれたKさんと

一緒にエイドイン

 

でもエイドではそれぞれ自分のペースで

食べたり補充したり

 

ここではおでんいただきました!

お稲荷さんとフルーツポンチも!!

とにかく食べれるもの食べて元気出す

しかありません

 

忘れずに水分補充し終えると

Kさんもまだエイドにいらしたので

「そろそろ行きます?」と声をかけ

一緒にエイド出ました

 

もうここからゴール近くまでずっとずっと

Kさんに引っ張ってもらいました

感謝しかありません

 

まずは関八州見晴台までのぼって

暗くなって唯一撮った写真、午前2時過ぎ魂が抜ける

撮ってる時は気づかなかったけど

これ、富士山写ってません???

 

そこから先は飯飯峠、橅峠、刈場坂峠など

オクムウルトラで通るグリーンラインと

トレイルを交互に走っていく感じ

のぼり基調ですけどね…

 

大野峠に着いて、丸山までアノ木段を

ヒーヒー言いながらのぼった先の見晴らしを

期待してたけど、この頃雨が降ってました

 

少し前から冷たい風が吹き始め

あれ、少し寒くなってきたかなーと

思ったら雨

 

足元は枯れ葉がいっぱいのトレイルで

枯れ葉が一気に濡れて滑りそうで若干

ペースダウンしつつ、A9県民の森到着

A8から2時間50分ほどかかりました

 

まずは水分補充してから

パンとあったかい豆乳スープをいただく

 

実は少し前から、流石にジェルを摂るのが

イヤになってて(←甘さがイヤなだけでお腹は空いてる)

最後までエイド食楽しみでした!

 

どこのエイドでもスタッフさん優しく

声をかけ、明るく送り出してくださり

本当に感謝しています!

 

雨で寒かったので、レインを出して羽織り

グローブもして準備OK

Kさんとともに出発です

 

エイドを出てすぐ

「僕の時計もう100kmなんですけど…」と

言われ、そういえば事前に読んだ過去レポで

実際には112~3kmあるらしいと書いてあった

ことを思い出し、それを伝えました

 

苦笑しながら「ではあと12km頑張りましょう」と

 

少しのぼってから、くだりが始まります

先ほども書いたように落ち葉ぬらぬらな

感じなので怖いところはゆっくりと

 

このあたりで、100MILE優勝されたトモさんに

抜かれました

100MILEとは思えない元気さで駆け抜けて

行きました

 

もう全身疲れ果ててて、ずるっと滑ると

足がめろめろです

 

「しんどい」「疲れた」などと心の声が

だだ漏れちゃうとKさんがすかさず

声かけてくれます

 

「ゆっくりでいいですよ」とか

「頑張りどころですよ」とか

どれだけ励まされたことか

ほんとーに1人じゃなくてよかった

 

下りのトレイルをクリアしてロードへ

ロードなのに下り坂しか走れなーい

 

朝方のロード、実は私の苦手部分

夜のトレイルは気が張って眠くもないし

そこそこ頑張れるのに

 

ロードに出るとほっとするのか

いつも走れなくなっちゃうんですよね…

 

Kさんは元気そうなので、お先にどうぞと

言っても一緒に歩いてくれます

 

歩きながらKさんがコーヒージェル補給してて

そうだ、私もカフェイン入りジェル残ってたと

一緒に飲んでみました

 

コーヒージェルで元気出たKさんには

心からお願いして先に行ってもらいました

走れるのに走らないのもったいないもの

 

私はしばらく1人で歩き、下り坂を

きっかけに走ってみたら走れる

思ったよりずっと走れる

 

さっきのカフェイン入りジェル摂ったのが

よかったみたいです

 

それでもやっぱりのぼりは走れず

でも早歩きでぐんぐん進み

下りだけじゃなくフラットも走れるように

なり、ついに「ラスト1km」の表示が

 

時計を見ると(ただの時刻表示、GPSは起動してない)

7時20分でした

このまま頑張って走ったら7時半切れるかな

切りたい、走ろう

 

私なりの爆走でゴールを目指し

7時28分にゴールできました爆  笑

 

A9からは2時間半ちょっとかかりました

 

ゴールテープ切らせてもらって

奥宮さんもいてくれて握手してもらって

すぐに完走証をいただきました

木のメダルかけてもらい、チップ回収

 

あーゴールできてほんとよかった!

最高に嬉しい!

 

それもこれも全部Kさんのおかげ

とっくにゴールしてるKさんみつけて

何度もお礼を伝えました

記念撮影も

本当にありがとうございました!!

 

私の浅はかな想像や覚悟をかる~く

上回るキツさでしたけど、思い切って

参加してよかったです

「また出たい」とは言えませんが爆  笑

 

ともにゴール目指したみなさん

お疲れ様でした

 

奥宮さんはじめ、すべての心優しい

スタッフさんありがとうございました

 

とても楽しく、苦しく、幸せな25時間半

たっぷりと奥武蔵のギザギザ堪能させて

もらいました!

 

ガチオさんのYouTubeもうアップされてました

ガチオさんの時計も112kmになってましたね魂が抜ける

A4エイドを出るとすぐに始まるのぼり

徐々に木の根っこが増えて行き

事前に写真で見ていた通りの光景が

目の前に広がる…

 

 

これがね、思ってる以上に延々と続きます

のぼってものぼっても、前を行く人はさらに

上にいるのが見えて何度も絶望…

 

でも進まないことには終わらないので

道を譲ったり譲られたりしながら

黙々とのぼっていきます

 

ちょっと話それますが…

5年ぶりにロングトレイルに参加して感じたこと

前を行く汗だく男性ランナーが臭くない!

てかむしろ柔軟剤のとてもいい香りがする!!

以前は汗だくオジサンの後ろにつくの

ちょっとな…ってことが多々あったんですが

今回はいい香りの方が非常に多かった!!

こんなところでも時の流れを感じました(笑)

 

やっとの思いでゴンジリ峠~~~

女性ランナーさんと「キツかったですね」と

声をかけあい、彼女は試走されたとのことで

この先もアップダウンが繰り返されることを

教えてもらい、覚悟して進みます

 

事前に聞いておいたおかげでそれほど

うんざりすることなくいくつもの

アップダウンをクリアし、ようやく下りへ

下りは変わらず道譲りっぱなし(苦笑)

 

結構ヘロヘロになってA5ゆのた到着

A4からは3時間半ほどかかりました

 

着くとすぐにドロップバッグを渡されます

大きなブルーシートが敷かれていて

みなそこに腰をおろしてます

 

空きスペースみつけて私も座り込みました

疲れた!とにかく休みたい!

まだ半分だというのに…

 

ドロップバッグに入れておいた

「やることリスト」に従い動きます

↑これないと、ほんと頭まわらない

 

ドロップに入れておいたパンを食べながら

ジェルなど補給物の補充

前半分のジェルなどはほぼ予定通り食べきれてました

 

ここでふと周りを見渡すと…

長袖に着替えてる人が多いなと思う

体感は寒くない、むしろ暑いと思ってる

くらいなんだけど、やっぱり夜は冷えるか~

と面倒だけど着替えておくことに

 

汗ビショのTシャツぬいで

アームカバーもはずして

長袖に着替えました

気分リフレッシュ♪

 

間もなくくる夜に備えてライト装着して

水分補充→ドロップ返却してから

おにぎりと豚汁とバナナ食べる

最後にトイレに寄って出発

 

後半戦のスタートです

まずはしばらくロードを走り

走ったらもう長袖が暑い

着替えたの失敗???

 

やがてトレイルに入ります

時刻は16時過ぎでしたが曇天だったことも

あり、木々の下はもうだいぶ暗くてライト

点灯してのぼり始めます

 

ここ、いきなり結構な急登で苦しい

そしてやっぱり暑い…

 

この急登をこえた先が、今回私が一番

辛かったと感じた場所です

 

幾度となく繰り返されるのぼり

のぼれどものぼれども

前を行く人のライトは常にすんごい上に見えて

ここ暗くて道が見えなくてよかったなと思う

 

ただただ目の前の道をハァハァ言いながら

のぼってました

 

もう平らなところを走る元気もなくなり

早歩きで進んだり

 

お腹空きすぎて、1時間に1回のジェルじゃ

足りず多めに食べたり

そうしないとほんとのぼれない!!

 

やっとの思いでA6、2回目の子の権現着

すんごい長かった気がするけど

A5から3時間かからずに来れました

 

とにかくお腹が空いていて

真っ先に牛丼もらって食べました(笑)

それからお味噌汁といなり寿司も食べたような

美味しかった~!!

 

もりもり食べて、空いてたからトイレも行って

A6を出ます

 

出て少しして痛恨のミスを犯していることに

気づき、絶望します

そう、大事な水分補充を忘れたのです…

 

フラスクにまだ残ってはいるものの

前の区間3時間弱で結構飲んでます

そしてここから次のエイドまでも3時間

以上かかると思われます

足りるか?足らせるしかありません

 

次のエイドまでは高低図を見ると

下り基調に見えます

 

が、事前に参加者のレポを読んだところ

「下りなのにのぼってる」という記述を

多々みかけました

 

なので頭の中から「下り」は削除

まだまだのぼるぞ、と覚悟して進みます

 

でもね、もうすぐに息が切れちゃって

のぼるパワーが弱弱しくなってることを実感

頑張りすぎて水切れになるのも怖いし

 

確かに標高は少しずつ下がってる感じですが

延々とのぼりは続きます

 

途中からずっと同じ方の後ろを進むように

なっていました

 

のぼりもくだりも、歩きたいところも

不思議とペースが合う方でした

 

真っ暗な中、「道あってますかね?」なんて

ことをきっかけにポツポツ話しながら

 

「着きましたよ」と声をかけてもらった

ところは天覚山でした

ここから一気に下ります

 

1人だったらグダグダだったと思います

ロードがフラットになったところで

離れちゃいましたが(私はロード走る元気なし)

この方のおかげでA7長念寺に到着

 

A6から3時間ちょっと

なんとか水も足りました~~~!

 

まず水をガブガブ飲みました(笑)

そして忘れぬよう満タンに補充してから

食べモノゾーンに行きました

 

食べやすそうで口に入れた芋団子が美味!

おにぎりとすいとん、バナナをいただき

椅子に座って食べました

 

どれも美味しい~!

最後におかわり芋団子とコーラ飲んで

 

時間帯のせいなのか、ここまでのコースの

きつさのせいなのか、このエイドでは座った

まま先に進まない人が結構いて

 

A7では出発前に全員メディカルチェックあり

「食べられてますか?」

「痛いところは?」

 

食べることができなくなっている人は

明らかに顔に力がなく

もう少し休むよう言われたりしてました

 

胃腸丈夫な私は「食べる」に関しては

問題なし!(笑)

 

「次のエイドまで進める足ある?」と聞かれ

「それは…わかりません」と正直に答えたけど

「頑張って進むしかないね」と送り出して

もらいました