私が病気で入院した経緯などについてはこの記事でも書いているのですが、

 

 

 

 

正直、入院生活は後悔しかないです、

 

 

 

最初の1か月はまだマシでした。

 

 

看護師の方はみんな優しくて、

 

 

不安が強くてエレベーターにも乗れず、

 

 

時にはトイレの個室にこもる私を見ても咎められなかったし、

 

 

私のことを理解しようとしてくれていました。

 

 

 

そのフロアは女性専用の病棟ということで、

 

 

入院している患者さんや看護師は全員女性ということもあって、

 

 

過ごしやすい環境だったのです。

 

 

 

 

しかし、入院して1か月が経った頃、婦長さんから

 

 

部屋の移動の話をされました。

 

 

病院側の事情で、私は部屋を変えなければならず、

 

 

いまいる4階から7階の部屋へと移るように言われたのです。

 

 

 

 

最初は、7階に来てからは特に不満はありませんでした。

 

 

4階のときとは違って男性の患者さんや看護師がいましたが、

 

 

そこは特に気になりませんでした。

 

 

 

 

しかし、問題だったのは私に対しての看護師の態度です。

 

 

私の不安が強くなり、トイレの個室にこもっているとき、

 

 

「他の患者に迷惑だ」と何度も言われたのです。

 

 

 

 

そう思われるのも、仕方ありません。

 

 

なぜなら、7階はトイレの数が少なく、

 

 

女性用が2つ、男性用が2つと共通で洋式が1つしかなかったので、

 

 

私が占領してしまうと他の人が女性用トイレに入れなくなる可能性もあるのです。

 

 

 

 

ただ、私は湧き上がってくる不安をどうすればいいのかわからず、

 

 

逃げ場所がなかったのでいつもトイレの個室にいました。

 

 

 

 

自分の病室じゃ落ち着かないんです。

 

 

トイレなら何が起こっても大丈夫という安心感があったのです。

 

 

 

 

しかし、

 

 

「ずっとそのままじゃ社会に復帰できない」

 

 

無理やり外へ出させようとする看護師もいました。

 

 

 

外出が怖くてずっと室内にいる私は、

 

 

改善しようと何一つ努力してないように見えていたのでしょう。

 

 

 

 

私は無理をすると熱などの身体症状に出たりすることがあったため、

 

 

なんとかそのときの

 

 

外出は免れましたが、いま思い返してもひどい言葉だと思います。

 

 

 

 

自分のことなんて誰もわかってくれない

 

 

他人に理解させようとするだけ無駄だ

 

 

とも感じました。

 

 

 

 

ちなみに、現在はふつうに外出できる私からすれば、

 

 

外出が不安でできないという人に無理やり外に出させるのは間違っています。

 

 


「今は外に出れないけれど、家にいていいんだ」

 

 

 

外出できない自分を認めて、安心感を持たせるのが正解です。

 

 

 

「外出できないなんて情けない」とか責める言葉はもってのほかです。

 

 

絶対、そんな否定的な言葉はかけちゃいけません。

 

 

 

ちなみに、どうやってそのような対処法や考え方を身に付けたかというと、

 

 

nicot+(ニコットプラス、通称二コプラ)の存在があったからです。

 

 

 

入院するとほぼ同時に二コプラへ入りましたが、

 

 

あの時入会を決意して正解だったと思っています。

 

 

 

 

いまでも、入院生活のことはときどき思い出してネガティブな気持ちになるのですが、

 

 

二コプラのことだけは後悔していません。

 

 

 

もし、不安やパニックの症状で悩まされている方にはぜひ、

 

 

二コプラというコミュニティがあるということをお伝えしたいです。

 

 

詳しいことについては、

 

この記事でも書いています。

 

 

 

 

1人でも多くの方の参考になれば幸いです。