古流でお稽古しています。
数ある流派の中から、古流を選んだ理由は、母親が古流で、小さい頃からそのカタチを見慣れていたからです。
先生のインスタより
このカタチを、母親が仕事から帰宅して、「ああ、また、足元がバラバラだわ」と言いながら、いけ直して、床の間に飾っていました。
そういえば、玄関にいつもお花がありました。
教えてはいなかったけど、ピアノの横に木の看板がかかっていたので、師範の資格までは行っていたと思います。
当時は、全く、お花を習おうとも思わず、母を横目に、「なんかやってるなー」くらいにしか思わず、
花が飾ってあることに対しても、「飾ってあるなー」くらいにしか思いませんでした。
「いつか、お花を習う時が来たら、花器はたくさんあるから」と、納戸にびっしり詰まっていた花器も、実家の解体時に、中も見ないで捨ててしまった
その後、私は、フラワーアレンジメントの世界に没頭しました。
アーティフィシャルフラワーもしました。
が、親を見送って数年経ち、そういえばあのカタチ自分にもできるかなあ。。
と、いけばなを思い出しました。
いけばなの余白の世界感を習うなら古流にしたいと思い、お稽古して1年目半くらいです。
が、難しい。
これは、伝統的なカタチ。
全然できない
現代花というのも習い始めて、
この有様です
現代花は、フラワーアレンジメントに似てるのでは?と甘く見てましたが、ちょっと違う。。
後ろの額は、日本刺繍で、秋の風の風景なのに、風に揺れない強靭なススキの刺繍。
しかしながら、親がしていたことがをこうやって、子供に影響していくことを思うと、
コツコツ自分の楽しみを極めていこうと思います。