日本刺繍でした。
写真に撮った段階で、どんより。
なんて下手なんだろう。。
いやいや。。ここから挽回していくぞ。
日本刺繍って直線の糸で、日本画を描いていく?みたいなイメージです。
イラストレーターで曲線を描くのとちょっと似てます。
この白い糸は、下書きを、白い絹糸でなぞっています。
下書きを、下からライトを当てて、絹の布にチャコペンや鉛筆で写し、
その線を、糸でなぞります。
元の原本から、どんどんズレていく
そして、手前にあるもの、後ろにあるものを分けて縫っていきます。
日本刺繍は、縫うっていうんですね。
刺繍だから刺すって言うのかと思ったら。
刺すって言葉が優雅じゃないから縫うと言うのかな。
違うかも。
手前と奥を描きわけるのも、イラストレーターと似てます。
とにかく、まっすぐな後で、ピンと尖った葉っぱとか。
まん丸とか。
そして、髪の毛より細い絹糸を、重ならないように、ピッタリふっくら並べていく。
私は、どうしても重なったり、間が空いたり。
細く描こうとした線がぼってりしたり。
先生が見本で一筋縫ってくださると、小さな葉っぱに、柔らかい葉脈が現れます。
それを私が縫うと、ガタガタボテボテ。
長くて遠い道だ。
無理だから辞めようかなと思うのに、お稽古に行くと、もう少し頑張りたくなる