脳脊髄液調整法・リコード法に加え、非薬剤療法である認知症リハビリテーション協会の講座を受けてみることにした。自分も勉強しながら、母の通信治療も申し込んでみた。
食事や整体、プリントなど、方法は多岐にわたる。
先生方は、皆お若い。最初は、若さ故の勇み足のように感じていた動画だった。が、次第にまことに筋の通った方法であると思い始めた。彼らは、理学療法士や、作業療法士。
薬以外の医学的治療法を志ざす人びとであった。

理学療法士とか作業療法士って。
わたしはよく知らなかった。
病院にいても、少し地味な存在かもしれない。
調べてみると、資格をとるのに三年かかる。
すごく勉強が必要なんだなあと思った。
そして、認知症治療について、まず治すという方向を向いている。
患者をよく観察し、脳のどの部位が、その行動を起こさせるか、詳しく分析した上で脳や神経、内臓のリハビリを始める。
とても納得できるやり方だった。

認知症はひとすじ縄ではいかない。
食事、運動、生活習慣、脳トレなど、個人に合わせたメニューが必要なようだ。

今後も、勉強を進めてみよう。