昨日、介護ブログを検索していて、しかばね先生の漫画を知って、読ませて頂きました。


すごい....。漫画を最近読み慣れてないせいか、ダイレクトに伝わりました。これは、読まなければいけない、読もう、と思いました。

私は、あまり母に甘えた記憶がなく、抱っこされたり優しくされた記憶もありません。叱られたり、厳しくされた事ばかり思いあたります。いつも機嫌をとっていたと思います。大人になってからは、金銭的に苦労させられました。
介護ブログでは、母愛しいとか、大好きとか、書いてるブログも多く、私にはちょっと信じられない感じです。
ならば、なぜ今、一緒にいるかと言えば、老人ホームの生活があまりにも、人道的でなかったの一言につきます。

しかばね先生の漫画は、そんな私にも、思わず、嫌いな母の真の奥底にある、ひそかな愛を感じさせるものでした。

親を毒親と思ってる人は多いです。
私もその一人でした。

でも、最近は毒親というのは、身を持って反面教師になる為に存在するのだと、よく思います。
「こんなふうになりたくない」
その気持ちから成長する子どもは、とてつもなく、ジャンプして成長します。
嫌われても、子どもを成長させるというのはすごい運命だなと思います。

たぶん、嫌われてもいい、という人生を選んだんだろうなと。それは、生まれる前に決めていたのかもなと、思います。

そう考えると、見かけの人柄でない、深いところにある命が見えてくるような気がするのです。