先日、家内と二人で映画を観てきました
朝9時半の上演で「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」だったのですが
埼玉県南部のショッピングモールに入っている映画館なのにお客さんはまばら、というか客席の一割程度しか座っていない…
第一作の「翔んで埼玉」を同じ映画館で観た時はほんど満席で、笑い声が渦巻いていたのに、
この二作目ではなぜか閑散とした館内で静かな雰囲気だとは…
観終わって、その理由が解りました
・スクリーンに映るロケーションは和歌山、奈良、滋賀、兵庫そして大阪と関西圏ばかり
・さらに関西人にしか解らないそれぞれの土地の特長とか笑いネタが沢山ある
・埼玉が映るシーンはあるにはあるが、ストーリーに絡むのは最後だけ
・登場人物のわき役にあまり全国的に売れてないタレントが多い
第一作があまりにもバカバカしくも衝撃的に面白い作品だっただけに、この二作目はインパクトが少ないのでしょうね
とは言え、埼玉に住む大阪人の私たち夫婦としては、たいへん楽しく観ることが出来て満足でした
映画を観終わったのは午前11:40だったので、早めにお昼ご飯を食べよう、ということになり、同じフロアにあるレストラン街へ向かう
ここは以前、いろんなお店があったのですが、コロナ禍で閉店したレストランが沢山あり、選択肢が狭まっており、そんな中で選んだのがそば和食の「家族亭」です
私が食べたのはカツ重とざる蕎麦のセットで1,050円(税込み)はリーズナブル
映画チケットの半券を見せると食後にソフトクリームが食べられて、これがめちゃくちゃ美味しかった(笑)
そんなソフトクリームを食べながら二人でお喋りしていると、隣の空いたテーブルへ一歳半くらいの女の子と小さな赤ちゃんを連れた女性がやって来ました
彼女が女の子を幼児用の補助シートに座らせていると、ベビーカーの赤ちゃんが泣きだしました
メニューを開いて注文するものを探しつつ、赤ちゃんをあやしている…
「この状況でお母さんはまともに食事が出来るのだろうか?」
お節介かも知れないけれど、なんとかサポート出来ないものか?
そんな思いが心に湧いて来たのでした
私達が若かった頃、小さかった息子と赤ちゃんの娘を連れて外出して食事する時には、娘が泣かないように交代して食べていた記憶が甦って来て、
・お母さんが食べる間だけ赤ちゃんを家内が抱っこする
そんなアイデアを二人で小声で考えてみたものの
見ず知らずの人から突然そんな事を言われるのは迷惑なだけで親切の押し売りでは?という考えと、
窓の外には空席待ちのお客さんが数名並んでいるのを見て、
ここは長居しないで席を立とう、という判断に至りました
お店を出た後、店から泣き声が聞こえて来て「もう少しなんとか出来なかったものか」と後悔…
判断力と行動力に欠けるなあ、と今更ながら情けなく思うのでした