中学生の頃アマチュア無線の免許を取って、今と同じようにアンテナを自作してはばらし、自作してはばらしなんてことを繰り返していました。考えてみると今も何も進歩せずに同じことやってるなぁなどと思ってしまう次第です。
ただ一つ、あの頃どうしても出来なかったのがアンテナをローテーターで回す事。中学生には高すぎる設備ですし台風など考えるととても踏み込めない領域で八木アンテナ等も作りましたがベランダに設置し全て手回ししてました。
そして430MHzの6エレ八木アンテナを作ったのを機に少し進歩してみるかという事でローテーターを作ってみました。
ネットを探ると自作のローテーターを作られているか方がおられ、塩ビのパイプを加工して作られていたのを拝見し材料として採用させていただきました。塩ビパイプは加工がしやすくしかも安価で、色々なサイズのものがコーナンで手に入るので非常にDIYに適しています。
右端のは2RPM ギヤ内蔵高トルクDCモーター。アマゾンで購入。
オリジナリティを出すためにベアリング構造を追加。
これらのボールもコーナンで購入(数百円)。
グリスはロードバイク用のデュラエースを塗布。
モーターの軸をネジで固定。マストの孔に遊びを持たせてベアリング球に負荷がかかるように設定。
ベアリング構造なんて初めて作りましたが、結構スムースに回るので感動です。
塩ビの接着は専用の接着剤「エスロン」で。
前に紹介したクレードル(さすがにこのローテーターは6エレ八木専用です)に操作スイッチを付け動かしているところの映像です。
中学生の頃夢だった手元の操作で自分の作ったアンテナの指向性を実感する事が出来ました。
感動もんです!