時は2006年のトイレカタログ。
今年は2020年・・・
今から14年前・・・私は小学生で、この頃からトイレやクルマには既に興味がありました。
とはいえ、まだネット環境もなく、ツールはカタログのみ・・・。
今、見たらこの年代の機器のオーラは何か魅かれるものがあるんですよね・・・。
家電もそうですが、なんかメカっぽいんですよね・・・。
テレビも今より分厚いし、ケータイはまだまだガラケー、トイレは・・・
ということで、約14年前のカタログの世界に行きましょう♪
シュッとしたフォルムと楕円形のタンクが特徴的なトイレ♪
便座もスマートさより機能美な感じのデザイン。
その名もピュアレストEXとアプリコットN!
ピュアレストEXは2006年2月にピュアレストQRというシンプルなタンク形状をしたピュアレストを発売したことによって、単にピュアレストと名乗ていたバージョンにサブネームを付けたもの。
2度に渡り、フルモデルチェンジをし、2020年現在も発売中となり、来月には3度目のモデルチェンジを予定。
因みにこの舞台のピュアレストEXはCS200B+SH112BAなので、2006年2月~11月までのロットで、大8L/小6Lという一昔前の節水性能になります。
アプリコットNは2003年にアプリコットCのフルモデルチェンジをし、アプリコットとしては2代目のモデル。
この年代なりのスマートさを感じるフォルムで、シンプルさよりも機能美な印象。
2007年2月にアプリコットFにモデルチェンジしている。なお、アプリコットFは3代続いており、現在のアプリコットFは5代目モデルです。
因みにアプリコットNは途中からネオレストなどに搭載されている、クリーンコート便座モデルがあるのですが、この舞台ではノーマルモデルでした。(ノーマルモデルはTCF4111、クリーンコート便座モデルはTCF4211系になる)
とざっくりながらプロフを入れておきます。
ピュアレストEXと言えば、この楕円形のタンク。
当時の若手デザイナーの案で、フルーツを盛ったお皿をモチーフにしたらしい。
この舞台では手洗なしタイプだけど、手洗ありタイプだとまた、印象が違う。
ピュアレストEXになった当初はシュッとしたフォルムとスッキリとしたサイドカバーが特徴的だった。
現在でもサイドカバーは継承されているが、排水部(フランジ)にある留めキャップが露出するように配置されており、完全にスッキリではないのが残念なところ・・・。(これはサイドカバー内に収まっている)
このシュッとしたフォルムはライバルである、INAXのアメージュZフチレスでも見られます。
正面から見ると、シュッとした感じで凹凸が少なく、堂々とした佇まい。
現在のアプリコットと違い、隙間がやや多めの便蓋ですが、開けやすさや傷つきにくさといった機能性があり、デザインというよりはハード!という感じのもの。
鉢内はトルネード洗浄で、なだらかな形状なのが特徴。
洗浄方式は2020年現在ではタンク式便器ではアサヒ衛陶のみが製造しているサイホンゼット式です。
ノズルは現在の3段階収納タイプではなく、1本ノズルなので凹凸が少なく、シンプルなデザインなのが特徴♪
その横には温風乾燥の送風口や裏には脱臭フィルターが設けられているが・・・
この舞台で組みわせられているのは、アプリコットN1でアプリコットNの中では最廉価なグレード。
なので、温風乾燥はもちろん、洗浄位置調節やマッサージ洗浄、果てにはおまかせ節電も設定されず、最廉価グレード感が滲み出る仕様に・・・。
アプリコットNは5グレードあり、N2になれば温風乾燥、洗浄位置調節、マッサージ洗浄、おまかせ節電が設定され、N3になればオート開閉、N4はN3+室内暖房、N5はN3+サウンドリモコンが設定され、N5は2005年に追加され、リモコンがネオレストと同じタイプにグレードアップしています♪
現在のアプリコットFはN4とN5に相当する仕様が無くなりました(´・ω・`)
本体操作ボタンはスッキリと配置され、小さめになったアプリコットFに比べると使いやすいデザインに。
その横は電源コードの基で、暖房便座のコードはだら~んではなく、便座内に内蔵されました♪
なお、本体操作ボタンは現在のアプリコットFではスッキリさを追求するためか、無くなりました(´・ω・`)
2018年8月以降のウォシュレットS/SBシリーズに採用されているスマートな電源プラグに比べるとゴテゴテ感のあるプラグ。
後年ではモノトーンになり、チープな印象だったのですが、グリーンのボタン、ゴールドのバックプレートと地味に凝った色遣い♪
地味に高級感を出した路線が2000年代前半のトレンドだったようですね。
因みにこの舞台のアプリコットはレバー洗浄タイプをチョイスしていたため、レバーは標準のものに。
オート洗浄タイプをチョイスするとフルメッキのものになり、やや小ぶりでフラットなデザインのものになります。
このレバーは現在のピュアレストEXでも継承されており、メッキ部がややロングになっていることで操作しやすいのが特徴♪
Washlet apricotというロゴが特徴的なアプリコットNですが、元々はネオレストSDのデザインを応用したもの。
このロゴ配置はアプリコットCでも採用されていたが、ネオレスト譲りの雰囲気にしたことで高級感を感じるラメ入りのホワイトシルバー仕上げに。
後のアプリコットFでは便蓋にモノトーンでapricotと配置され、2代目になったタイミングで廃止されましたが、また復活してもらいたいロゴですね。
そして・・・ピュアレストとしての発売当初からピュアレストEXになってから2006年11月までのロットにはPureRestロゴが付いているのですが、この舞台ではあろうことか欠損していました(´;ω;`)
今回の記事はここまで!ご閲覧ありがとうございました(*´ω`*)










