【CAR/TESTDRIVE】 No.0004 タントカスタム | ENJOY&EVERY!(有)

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2019年3月26日START!
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久しぶりの試乗レポートになりました!

MAZDA3以来なので、約1か月半のブランクがありましたね(^_^;)

 

今回、試乗したのは7月9日に発売されたばかりのダイハツ・タントです!

タントですが、今回はカスタムのターボモデルである、RSでした♪

 

急ぎめにやったので、スーパースライドシート等、新型タントのウリの機能は殆ど試していませんが、外観とデザイン、走りを中心にレポートしていけたらと思っています(笑)

気分を変えて、今回は試乗レポート→エクステリア→インテリアという流れで行きます☆

 

それでは、試乗へ行って来ましょう♪

 

走りの方はターボモデルと言うこともあってか、ちょっと踏むだけです~っと加速していきます。

これはあたりまえと言えそうですが、個人的に良いなぁと思ったのが、タコメーター!デジタルタイプなのですが、回転数が細かく出ていて、分かりやすいし、見やすかったです。

タコメーターは標準モデル、カスタムともにLグレードを除いて、装着され、マルチインフォメーションモニター内に装着されます。

 

回転数はアイドリング中(アイストなし)で800~900rpm、走行中で1800~3400rpmほどでした。

普段から、回転が高いサンバーとは比べ物にならないほどで、静粛性もたまにエンジン音が入るぐらいでむしろロードノイズが煩いなぁと思ったぐらいでした。

また、新シャシのDNGAは剛性もあり、道が悪いところも時々ありましたが、揺れも少なく、快適な乗り心地でした(・ω・)ノ

 

サンバーとはまるでキャラの違う(当たり前ですがw)クルマで、サンバーはどちらかと言えば、農道や市街地をビューンと駆け抜けていきたいクルマなのですが、タントは家族4人とかでのんびりと買い物に行くとか、旅行に行くとか、そんなシチュエーションで使いたいと思わせる感じでした。

 

ホント、拙い試乗レビューですが、ここからはインテリアとエクステリアを見ていきましょう☆

 

今回の試乗車は標準モデルのイメージカラーである、マスタードイエローマイカメタリックでした。

CMやホームページで見たときは何か、微妙な色・・・という感じでしたが、実物を見てみると落ち着いたイエローって感じ。

個人的には標準モデルよりカスタムの方がマッチしている印象で、色合いは少し黄緑が入っていて、落ち着いた色合いのレモンイエローでした。

顔つきはキープコンセプトに一見すると見えますが、メッキパーツが少なくなり、ブラックベースに。オラオラ感でいえば、3代目より落ち着いた感じでこのレモンイエローとブラックベースのグリルのコントラストは良い塩梅でした。

他にもカラーはレーザーブルークリスタルシャインファイアクォーツレッドのようなスポーティな色、定番のシャイニングホワイトパールやブラック、ブライトシルバーメタリックまでありますが、ハッキリしたというよりはシックな感じの色合いが中心だが、個人的にはグレー系のカラーがあると良いなぁと思ったし、3代目モデルにあったディープクリスタルブルーメタリックやスペーシアにあるようなブリスクブルーメタリックのようなハッキリとした色合いが欲しいところ。

 

リアスタイルはカスタム専用意匠の要素が減り、初代から3代目までメッキやクリアパネルで覆われていたガーニッシュが無くなり、スッキリとした印象です。

3代目のメッキガーニッシュは個人的にギラギラしていてあまり好きではなかったので、このぐらいのリアスタイルの方がスッキリした印象でさりげなく、カスタム!という感じを醸し出しているバンパーとテールランプが良いですね♪

ただ、Tantoというエンブレムはデモカー用のシールがあるあたりが良いのでは?と思いました。

トールに無理やり合わせたような感じが拭えませんので、私だったら、おそらく外すか、下にズラすと思います。

 

助手席側の横顔はこんな感じです。ただ、相変わらず、ドアノブはメッキではなく、シルバー塗装なのでやや質感としてみるとどうだろうなぁというところでした…。

ライバルたちはメッキタイプなだけに、カラーによってはシルバー塗装だと安っぽさを感じるなぁと思う部分がありました(>_<)

因みにアルミホイールはタントカスタムのRSのみ15インチで、Xグレードとその他グレードは全て14インチになります。

 

奥には私のサンバーが写っていますが、運転席側はこんな感じ。

鍵穴はドアノブに収まっており、その横はボタンではなく、トヨタ流の2本線のラインが設けられるようになりました。

また、スマートキーのデザインが変わりました!前回のデザインは3代目タントからの採用でしたので、タントのモデルライフで変わっているような気がしました。

 

ホイールデザインは新採用のものとなり、切削ホイールですが、3代目RS初採用の者に比べると少し可愛らしさを感じるデザインになっています!

3代目RS初採用のものは今でこそ、ムーヴやキャスト、コンテなどに使われてきましたが、このアルミもそんな流れになりそうです。欲を言えば、センターキャップは黒の方が良いかなぁとは思いますが、切削に合わせられているメッキ調のセンターキャップとホイールナットのバランスを考えるとこうなったのかもしれません…。

 

2代目タントからの伝統ともいえる、ミラクルオープンドアはシッカリと継承されています。

やっぱり、これを見てしまうと、ライバルたちのドアを開いてみると思わず、開口が「狭めぇなぁ・・・」、「小っちゃいなぁ・・・」と思ってしまうぐらいですw

その機構を生かし、スーパースライドシートが用意されました!これはN-BOXにもありますが、運転席までもがその機構となり、N-BOXはグレード別でしたが、タントはLグレード除き付いています。

ただ、その代わりにシートバックテーブルを失ってしまいました(´・ω・`)

シートバックテーブル・・・便利なのに。

 

因みにピラーレス機構は1980年代にあった、日産のプレーリー(のちのリバティ)がはじまりでした。

ただ、当時は技術等の未熟さもあり、剛性で疑問が出たようで次期モデルでは一般的な機構に戻されたという話もあります。

 

時代は進み、2003年にトヨタのラウムがこの機構を採用し、翌2004年にはアイシスも採用、そして2007年末に発売された2代目タントにも採用されました。

ピラーレスというものが広がったキッカケと言え、ラウムとアイシスは現在は販売終了となり、現在、国産車に於いてピラーレス機構を採用しているクルマはこのタントと、N-VANだけ。

 

参考までにN-VANのピラーレス機構の画像です。コンセプトは違えど、機構的な考えはタントもN-VANも一緒です。

ただ、唯一違うのがシートベルトの取付位置で、タントは助手席の耳にありますが、N-VANはウリである、助手席も畳める機構を設けるため、ピラー内に収まっています。

 

 

因みに今回、試乗したお店・・・なんと、N-BOXスペーシアカスタムを比較用としておいてました!

しかも、どちらもパールホワイトという組み合わせでノンターボモデルでしたが、2台ともすごく申し訳なさそうな表情でタントを見つけていました…。

 

また、ノーマルモデルも置いてました。Xグレードでカラーは新色のアイスグリーン。

グリル周りがブラック塗装になっていて、スタイリッシュな印象ですが、このアイスグリーンはカタログと実物とでは印象がかなり違いました。

個人的にこの色はなんか、パッとしないなぁという感じでトコットにある、セラミックグリーンメタリックの方が個人的には合っている気がしました…。

Lグレードだとカラードになりますが、色によってはカラードに入れ替えてみるのも良いかもしれません。

 

こちらもリアはカスタムと下部を除いてはほとんど同じで、唯一の違いはテールランプぐらい。

因みにタントとしてはエグゼを除くと初めて、サイドマーカーが搭載され、タントの伝統が少しずつですが薄まっている印象もありました。

やはり、こちらもTantoのエンブレムは下の方にある方が良い気がしました(´・ω・`)

 

内装のは時間の都合上、タントカスタムだけしか写していないのですが、ステアリングはどことなく、プリウスっぽい気がしました。

ただ、ステアリングは見た目と裏腹に細めで、個人的にはもう少し太い方が良いかなぁと思いました。

9インチのナビが目を惹く内装ですが、メーターも伝統のセンターメーターから、少し右寄りのメーターになり、ミライースっぽい意匠に・・・。

 

エアコンパネルも新意匠になりました!3代目モデルに比べると液晶画面が小さめになりましたが、同時に質感もアップし、メーター内に温度を変更すると表示されるようになっていました。

因みにシフトレバーはいつも通りのデザインで、合い駆らず、P→R→N→D→S→Bという流れは変わりませんが、Rのときのブザー音が変わっており、キーリマインダーもトヨタ流のポーンポーンという音でしたが、C-HRやクラウンなどと同じ、音が少し高めのものに変わっていました。

 

9インチのナビは大きく、そして、統一感があります♪

こちらはこう見えてもディーラーオプションで、このご時世としては高めの約22万円~なのですが、フォトフレームのような統一感があり、個人的には付けるべきでしょ!これは!という感じの仕上がりでした。

因みにメーカーは分かる人が見たら、分かるとは思いますが、パナソニックになります。

 

機能面としてはライバルたちに追いついた感じで、タントならではともいえるミラクルオープンドアも相まって、商品力としては3代目に比べるとぐーんと上がった気がします。

タントが開拓したともいえる、スーパーハイトワゴン市場は現在、他にN-BOX、スペーシア、デイズルークス&ekスペースの4車種が居て、N-BOXが独走状態ですが、デザインはともかく、元祖!という意地を感じさせられる完成度でしたので、N-BOXは無理でもスペーシアはひょっとして・・・倒せる感じがしました。

 

個人的に電動パーキングブレーキがないことやLグレードの粗野さが気になること、カスタムはカスタムモデルでありながら、フォグランプがないといったことが気になりましたが、そんな細かいところを除いても元祖の意地を感じさせる仕上がりであることには間違いない気がしました。

ホンダのレベルが高すぎるだけとも見てとれてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、捉えようによっては当たっているかもしれません。

軽離れした、N-BOXやデイズに比べると、軽らしさを感じるところも雰囲気があるので、ここはダイハツのクルマ!と言える要素でしょう。

 

 

今回はここまで!ご閲覧ありがとうございました(*´ω`*)

 
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