【TOILET】 No.0006 「LIXIL(INAX) C-44ST」とは | ENJOY&EVERY!(有)

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2019年3月26日START!
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いらっしゃいませ!

代表のE-Extraです!ようこそ、ENJOY&EVERYへ!

 

今回はあるところが特徴的な機器の紹介です!

 

あるところ??

 

そんなの、わかんないじゃん…(笑)

洗浄方式??それとも、流れ方??

 

実はフォルムです!フォルムだけど、メッチャ意識してみたり、掃除をする機会があったり、家にある(あった~)って方を除けば、意外と見落としている部分かもしれませんが、自分の家のトイレがこれだった!これである!って方も少なくないはずです。

 

ということで・・・今回登場するのはINAXのC-44STになります!

 

って!おい!コラ・・・( ゚Д゚)

 

これのどこが特徴的なんだよ!横にコントローラがある便座が乗っただけのごくごく普通の洋式トイレじゃん!とツッコまれそうですが・・・。

ツッコミたい方はよく読んでみてください!

あのフォルムを見るとそんなこと言ったオレが悪かった!になると思いますよ(笑)

 

このステッカーで時代を感じる!って方もいらっしゃるかもしれません!

イマドキは節水タイプが当たり前ですが、今回舞台となった物件が出来た、1995年ごろは節水タイプが徐々に出てきた時代と言え、TOTO製のトイレでもこのステッカーは見ることが出来ます。

ただ、パブリックトイレでここまで綺麗にこのステッカーが残っているのも珍しいでしょう・・・。(紙タイプなので品番ステッカーと違い、乖離しやすい)

 

レバーハンドルもすごくシンプルなもの!

因みにこの舞台は右給水なので、右にフレキホースが通っています!

レバーハンドルは意外と壊れやすく、代表の自宅には同じく、INAXのC-18Sがあるのですが、10数年前にレバーハンドルが壊れて新しいものに交換しています。

もちろん、交換前はこれで、交換後は当然ながら、このデザインではありません。

 

リム周りが少しカクっとなっているのが特徴なのです♪

デザイン便器である、カスカディーナのDNAともいえる部分であります!

個人的にですが、平成レトロなINAXの機器はU-206系を筆頭とする逝ってよし小便器など特徴的なフォルムの一つだと思っています・・・。

 

因みにカスカディーナはかすかに流れるというような由来があるようですが、あまりこのあたりは知識がありません・・・。

分かる人、教えてくださいm(_ _)m

 

っと、ここで今回のお供である便座を軽く紹介!

 

今回のお供はシャワートイレKシリーズです♪

現在では代表のHNの由来となった、上位グレードのK-Extraのみ販売されていますが、2013年まではKシリーズも存在しており、こちらは最低限の機能が備わったタイプのCW-K41です!

一見するとあまり特徴が無さそうなシャワートイレですが、貯湯式ですが、温水タンクが操作コントローラの下に用意されており、その量はなんと1.5L!

そして、おしりターボというものを使うとその名の通り、ターボが効いた洗浄になり、この勢いのある洗い心地を好む方もいらっしゃるようで・・・。K-Extraはそれもあって、現役という可能性がある

あと、意外と知られていませんが、INAXのシャワートイレはトヨタ系のアイシン精機が製造しており、アイシン精機の商品情報にもシッカリと載っています!

画像はKBシリーズですが、この機器の便座の背面のステッカーをよく見てみると「製造業者:アイシン精機」と書いてあります。

 

もちろん、便座はINAX自慢のきれい便座

TOTOが最近になって、ようやくきれい便座を採用してきていますが、継ぎ目がない便座と表記しているだけで名称としては特にないようで…。(なので、便宜上きれい便座と表記w)

 

きれい便座は2009年モデルのサティスを皮切りにどんどん機種を広げて、現在では暖房便座と一部設計が古いものを除き、基本的にはきれい便座になっています。

意外と便座の継ぎ目ってゴミが入っちゃうんですよね(´・ω・`)

 

因みにCW-K41では2011年秋の出荷分より、きれい便座になっています。

しかし、2013年にはKBシリーズに切り替わったため、僅か2年ほどしか存在していなかったことになりますし、きれい便座×Kシリーズは意外と珍しく、きれい便座×Kシリーズはこの舞台ぐらいでしかみたことがありません。

 

実は・・・この部分がC-44STの最大の特徴であり、チャームポイントと言える部分です!

排水の部分になっているのですが、このそろばんのような形状が特徴的で、INAXではソロバン玉形状と言われており、まさにそんな感じです!

この形状は前身である、C-44Sよりその系統で1979年~1982年にかけて発売されたC-44S、1982年~1991年にかけて発売されたC-44SUでも見ることが出来ます。

ただ、排水芯はそれぞれ全く異なり、このC-44STは380mm、C-44Sは315mm、C-44SUは305mmで、C-44S系はより一層この形状が分かりやすいフォルムになっているようです。

 

背面からホイッ!

このC-44STは背面から覗くとこの形状がよく分かるようですね!

因みにC-44S、C-44SU、C-44STの見分け方は固定具のキャップにあるようで、C-44Sはともかく、C-44SUでは奥側に大きいキャップがあるようです。

 

ではでは、最後にプロフをどうぞ!

生産時期:1989年~2002年

洗浄水量:大12L(小ホールド洗浄)

洗浄方式:サイホン式

便座サイズ:エロンゲートサイズ(大型)

排水芯:380mm

タンク:DT-511(手洗なし)、DT-811(手洗あり)

 

※動画は諸理由でありません。(後日収録予定♪)

 

最後になりましたが、普通だねぇ~方も、そんなの知らんかった~って方もこんなトコ見てもしゃぁない!( ゚Д゚)って方もいいね、コメントしてもしなくてもOKです!
 
なお、今回はHEISEI→REIWA Specialの一環であるため、続編があります!
この舞台ではほかにも機器を収録しており、平成レトロだったり、INAXワールド全開なINAXの機器たちが待ち構えているので、お楽しみに!
 
ご閲覧ありがとうございました。
 
それでは・・・また、お会いしましょう♪
 
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