幹事の先生方が毎回持ち回りで講師を務められるこの勉強会ですが、今回は東京北社会保険病院の南郷栄秀先生が担当されました

今回は「EBMの実践ー治療編ー」というテーマを「製薬会社の学術講演会のみかた」という形でレクチャーして頂きました

WSの前半は「糖尿病の患者を担当し、治療法を迷っている研修医が先輩医師とともに製薬会社の学術講演会を聴きに行く」というロールプレイを披露してくださったのですが、参加者はリアルな内容にまるで本物の学術講演会に参加しているような気持ちになりました

僕自身今までに何度も製薬会社の説明を伺う機会があったのですが、いつも次から次へと繰り出される「有効そうな」データの話を、若干の違和感を持ちながらも、ただ聴いていることしか出来ませんでした

しかし今回はその後に南郷先生が日頃からEBMを実践されている先生の視点を用語の解説も交えて丁寧にお話ししてくださったので、大変勉強になりました

現代ではどの分野でも得られる情報が多すぎて、その評価がおざなりになってしまいがちですが、せめて医療に関しては「プロ」としてしっかりと考えられるようにならなければと思いました

南郷先生、本日は貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 横浜市民病院
[参加メンバー] 児玉、藤巻、松本
こだま