このセミナーは慶應義塾大学循環器内科の香坂俊先生らが中心となって開催されているもので、今までの3回は症例検討形式が中心だったそうですが、今回はレクチャー+質問という形式でした

まず最初にレクチャーを担当されたのは自治医科大学地域医療学の黒木茂広先生で「ビジュアルで見る身体所見」について教えていただきました

頸静脈、頸動脈の拍動のお話を中心に心疾患に伴う身体所見を写真や動画を交えてわかりやすく解説していただきました

そして続いて行われた慶応義塾大学循環器内科の中溝ひかる先生のレクチャーでは「循環器内科的ヒアリング入門」ということで主に収縮期雑音について詳しく解説していただきました

病棟実習などで心雑音のある患者さんに出会うことはあってもその心音図を拝見する機会は全く無かったので、今後はチャンスがあれば積極的に学習ツールとして活用出来ればと思います

そして最後にSpecial Lectureとして榊原記念病院の渡辺弘之先生による「21世紀に役立つフィジカルとは?」が行われました

身体診察に関する知識はもちろんのこと、渡辺先生のプレゼンテーションが視覚的にもとても素敵でした

という訳で、今回初めて参加させていただいた『KEIO Young Heart Seminar』でしたが、大変勉強になりました

『KEIO Young Heart Seminar』主催者の皆様、この度は貴重な機会を提供していただきましてありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 慶應病院新棟11F中会議室
[参加メンバー] 児玉、藤巻、山口
こだま