『第32回医学教育セミナーとワークショップ』@慶應 | DOCS日記

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5/16、17は岐阜大学医学教育開発センターと慶応義塾大学による『第32回医学教育セミナーとワークショップ』に参加しました。

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このワークショップは、シミュレーションを用いたワークショップを作ってみようというものでした。
普段私のような学生は体験して学習する方の立場なので、それを作れるというのはとても興味深かったです。
また、私たちDOCSの母である阿部先生もタスクフォースとして参加されるということで、とても楽しみに行ってきました☆

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まずは慶応大学で普段行っているシミュレーション教育の様子をビデオで拝見させていただきました。それは、1人の学習者が手技を行う間、別のモニター付きの部屋で他の学習者がそれを見ていて、後で撮影したビデオを使ってフィードバックを行うというものでした。
ビデオを使ってのシミュレーション教育は、自分を客観視できるので学習には効果的だと感じました。
次に自分たちでもシミュレーションワークショップを考えて、2日目には、そのシナリオを慶応大学の学生の方々に実際に体験していただきました。

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自分たちで作ったシナリオに対しては、わが子のように愛着があって、体験してくれる学習者を見るのがすごく嬉しかったです。それと同時に感想や改善点の指摘がとても気になりました。
その後先生方のお話を聞く機会があり、シミュレーション教育の流れと大切さを気づかせていただきました。

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シミュレーションは私たち学生にとって、安全でやり直しが効くし、手技のポイントや流れを学ぶことができて、とてもおいしい教材だと思います。
リアル感がないと思われがちですが、環境や設定を整えれば、手技のポイントや、周りの仲間との連携の取り方もしっかり学べます。
たとえば、ただキットだけを使っていた静脈穿刺も、患者さんとのコミュニケーションも交えて行えばよりリアルになります。
部屋を病室のようなところで行って、患者さんに点滴がついていれば、もっとリアルに体験することもできます。
私もDOCSでこのシミュレーションをより身近に、設定やシナリオを考えてよりリアルに、使っていけるようになりたいと思いました。

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2日間、いつもとは違った視点でのワークショップを体験させていただき、ありがとうございました★

[場所] 慶應大学信濃町キャンパス
[参加メンバー] 児玉、松本

まつもと