今回のテーマは『血の病態/血虚に使う方剤』でした

漢方の概念では『血』は『身体』および『精神』の栄養を含む物質であり、その不足を意味する『血虚証』では『顔面が白くなる』ほか『視力の低下』や『不眠』などの症状も起こります

そんな『血虚証』には『補血薬』の代表である『当帰』、『芍薬』、『地黄』を含む『方剤』が用いられるのですが、その代表である『四物湯』が単独で用いられることはほとんど無いそうです

それは、漢方では『気』と『血』に密接な関係があるためで、『血虚証』には、『四物湯』に『補気剤』の代表である『四君子湯』を加えた『十全大補湯』などが用いられるそうです

矢数先生、本日も貴重なお話しをありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 本館6階第2会議室
[参加メンバー] 上杉、児玉、大友、山口
こだま