前回の様子はコチラ
講師を務められたのは昨日もお世話になった岡山SP研究会の前田純子さんと大分大学医学部創薬育薬医学教授の中野重行先生でした

僕がこのWSに参加するのは今回で3回目で、参加者のSPさんにも大分顔を覚えていただけるようになりました

今回は大きなテーマが『OSCEのSP』ということで、実際の学生である僕らはいつも以上にお役に立てるのではと楽しみにしていました

ご存知無い方のために説明させていただきますと『OSCE』とは『Objective Structured Clinical Examination』の略で、医歯薬学教育における『客観的臨床能力試験』を意味します

僕ら医学生は卒前教育の随所でこのような試験を受けるのですが、特にその中の『医療面接』ではSPさんの存在が欠かせません

以前もお話ししたように、『SP』さんの役割は大きく分けて、決められた設定の中で自由に演じられる『Simulated Patient』と、誰が演じても与える情報が同じになる必要がある『Standardized Patient』に分けられますが、OSCEで求められるのは後者であるため、今回は特にそちらに重きを置いた研修会となりました

ロールプレイの時間には、実際に参加した僕ら学生3人が参加したSPさん全員を相手に(学生1人あたりSPさん8人!!)医療面接を行いました

最初の方はSPさんの練習になるようにと、いろんなタイプの医学生を演じようと試みましたが、最後の方は完全に疲れて、ただの出来の悪い医学生になっていました

しかし、さすがに学生を『褒める』ことを大事にする前田さんがご指導されているSPさんだけあって、フィードバックの際には暖かい言葉をたくさんいただき、自分の内なる『気付き』を引き出していただけたので大変勉強になりました

今回参加された皆さんとの出会いによって、今年度の『OSCE』でも未来の良医の隠れた魅力が引き出されることを願っています

前田さん、中野先生、本日も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
そして、響き合いネットワーク東京の皆様、本日も貴重な場にお招きいただきましてありがとうございましたm(u_u)m
p.s.先日本学で行われた『内科模擬健診』に響き合いネットワーク東京からもたくさんの方が受診してくださいました。この場を借りて厚く御礼申し上げますm(_ _ )m
[場所] 中野ZERO
[参加メンバー] 上杉、児玉、山口
こだま