横浜市立大学の学生とは、以前杏林大学と横浜市立大学の勉強会である『杏横会』に参加させていただいた縁で少し交流があったのですが、今回の勉強会はその学生達が横浜市立大学センター病院総合診療科の先生方にお願いして実現したそうです

実際の会のスケジュールは以下のようなものでした

9:30~9:40 アイスブレーク
9:40~11:20 症例検討
11:20~12:30 問診技法について
12:30~13:45 昼食
13:45~15:00 NEJMを使った勉強法
15:00~15:30 神経学的所見の取り方~症状から病態を考える~
15:30~16:00 腹痛の診方~腹痛の4次元診断など~
16:00~16:30 振り返り
まず初めに、横浜市立大学6年の酒井瞳さんの進行で、PBLが行われました

症例は酒井さんオリジナルの『術後ICUの発熱患者』で、risk factorも多く鑑別の難しい患者に対するアプローチを楽しく考えながら学ぶことができました

続いて行われた、神奈川県立足柄上病院総合診療科の吉江浩一郎先生によるレクチャーでは外来で話しを『聴く』技術や、仲間との『NEJM』勉強方法など医師になってからすぐに使えそうなことをたっぷり教えていただきました(≧▽≦)
そしてその後、横浜市立大学総合診療科の長谷川修先生には神経疾患の病変部位の考え方を診察法も交えて、太田光泰先生には急性腹症の診方をそれぞれ教えていただきました

今回は大学の講義だけではあまり馴染みの薄い『総合診療』に学生の内から触れてみようというものでしたが、幸いDOCSでは総合診療科の先生にお世話になることも多く、その機会には恵まれています

今回お会いした先生方からも今までお会いした総合診療科の先生方同様、勉強熱心かつ教育熱心な雰囲気を強く感じました

酒井さん、本日は貴重な会にお誘いいただきありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 市民総合医療センター
[参加メンバー] 児玉
こだま