全4回で企画されている今セミナーですが、2回目となる今回は主に『βラクタム系抗菌薬』に関するお話を伺うことができました

『抗菌薬』というと近年では青木先生ら感染症専門医の先生方の熱心なご活動により、若手医師の間では菌に対して「しっかり考えて使うもの」というイメージがかなり浸透しているように感じます

しかし、僕ら学生の立場からすると、最も接する機会の多い情報源が教科書や感染症のトレーニングをしっかり受けていない先生方の講義ということもあり、『抗菌薬』が他の薬同様、疾患に効く、効かないといった平坦なイメージで語られることが少なくありません

僕自身『抗菌薬』に関しては、松永先生に院内研修医向けの勉強会で教えていただいた際に初めてすっきり整理して覚えられた気がしましたが、今回はその理解をさらに深めることができましたo(^▽^)o
やはり、今回教えていただいたように『ペニシリンG』のようなnarrow spectrumの抗菌薬をいかにうまく使うかという戦略を考えるのが、感染症を勉強していて面白いところですし、将来の患者さんのためにもなると思うので、学生にもこういった考え方が広まっていくといいですね

青木先生、今回も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
来週も楽しみにしています

[場所] 東京医科大学病院 6F臨床講堂
[参加メンバー] 上杉、児玉、大友、河野、山口
こだま