
この企画は僕自身『感染症』に興味を持ち始めた時からずっとやりたかったのですが、今回、今年に入って『感染症勉強会』などでお世話になっている松永先生のご好意でついに実現することができました

まずは松永先生と初対面のメンバーも多かったため、自己紹介から始まりました

そしていよいよ『微生物検査室』の見学に向かいました


今回、松永先生に『微生物検査室』で働く検査技師の豊泉さんを紹介していただきました

豊泉さんの『培地』や『スライド』を扱う仕草はとてもしなやかで、まさに『職人技』という感じでした

さらに『微生物検査室』では実際に『グラム染色』&『検鏡』をさせていただきました

口腔粘膜の菌を見ることは、臨床的には意味が無いそうですが、逆に『喀痰』などの検体に、今回観察したような『上皮細胞』が見られた場合、その検体が検体として不適であることを意味します

大学の実習では、そういった臨床的な意義を理解しないまま『検鏡』してしまい、何を見ているのかもよくわかっていなかったので、今回松永先生のご指導のもと、『検鏡』させていただけたのは大変勉強になりました

今回の『検査室見学』を通して、『感染症診療』は豊泉さんのような技師さんによって支えられていることを実感しました


僕らも将来病棟に出て検査をオーダーする際には、技師さんの顔を思い浮かべ、その良好なコミュニケーションが患者さんの診療に活かせる医師になれるよう心がけていきたいと思います

松永先生、豊泉さん、本日は大変お忙しい中、貴重な機会を与えていただきありがとうございましたm(_ _ )m
p.s. おまけで東邑の上皮細胞を載せておきます

[場所] 病院4階 中央検査部
[参加メンバー] 上杉、加納、田中、矢野、児玉、東邑、中野、濱口、藤巻、松本、大友
こだま