

このセミナーでは、まず始めに一人の先生が自分の経験した症例についてお話をされ、その後に矢数先生によるレクチャーが始まりますヾ(@°▽°@)ノ
今回症例を提示されたのはアレルギー(喘息)内科の新妻先生で、慢性のめまいの患者さんに『真武湯』、『苓桂朮甘湯』それぞれ単剤では中々効果がみられなかったが、併用したら著効したというお話でした

その後の矢数先生のレクチャーでは、『めまい』を起こす『水分の偏在』を改善する目的で用いられる2つの生薬『白朮』と『茯苓』についてのお話が中心でしたが、新妻先生の症例も結果的に併用によってこの2つが増量されたため効果がでたのでは、ということでした

このセミナーに参加していて感じることは、臨床の現場では想像以上に漢方が処方されていることと、それを処方している先生方は漢方の専門家では無いため効かなかった時の打つ手にかなり苦労されているということです

最近では、『研修プログラム』の中に『漢方』の文字が見受けられる病院もいくつかあるようですが、僕らもせっかく矢数先生に『漢方』を教わっているので、処方が効かなかったときの『次の手』が打てる医師になれるようがんばります

まあ、実際には『次の手』は『矢数先生へのメール』になるでしょうが
(^▽^;)
矢数先生、本日も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 東京医科大学病院 本館6階 第3会議室
[参加メンバー] 上杉、田中、児玉、大友
こだま