

『JATEC』とは、『Japan Advanced Trauma Evaluation and Care』の略で、以前ブログで紹介した『JPTEC』に則って救命救急センターへと搬送された傷病者を迅速に検査・治療するための医師向けのガイドラインです

外傷初期診療ガイドラインJATEC/日本外傷学会

¥12,967
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自分が参加したのは『Skill Station』セクションの『FAST』ブースでした。『FAST』とは外傷の初期診療における迅速簡易超音波検査法をいい,JATECではとくに循環の異常を認める傷病者に対して,心嚢腔,腹腔および胸腔の液体貯留(出血)の有無の検索を目的としておこなうものです

模擬患者役は基本的には寝ているだけでよかったのですが、受講生にエコーで膀胱を見えやすくするため、自分の担当時間(30分×3)が終わるまではトイレに行かないよう気をつける必要がありました

また、空いた時間には『Skill Station』セクションの他のブースを受講生のグループについて回り、見学することができたので大変勉強になりました


・外科的気道
・胸腔穿刺、ドレナージ
・FAST
・心嚢穿刺、骨髄内輸液
・胸部X線読影
・骨盤X線読影
・頭部外傷
・頸椎X線読影
どのブースもリアルなシュミレーターを使って、受講生よりも多数の講師の先生方が教えられていたので、『JATECコース』の受講料が高額(60,000円)なのもうなずけました(・∀・)
今回は都合により、初日の途中までしか見学できませんでしたが、次回は是非2日間通して見学してみたいです

昭和大学の山下さん、貴重な機会を与えていただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m
P.S. 『JATECコース』の主催は持ち回り制なので、東京医科大学病院が主催の時には、DOCSメンバーで見学させてもらいましょう

[場所] 国立国際医療センター
[参加メンバー] 児玉
こだま